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クラリネットパートより「あと12日!」

こんにちは。北大オケクラリネットパートです!
演奏会まで残り12日になりました。

クラリネットってどんな楽器?

クラリネットはこのような楽器で、オーケストラでは主にB♭クラリネット、Aクラリネット、Esクラリネット、Bassクラリネットが用いられます。
木管楽器の中ではヴィブラートをかけずに演奏するという特徴があり、真っ直ぐに伸びる音そのものに魅力が詰まっています。
オーケストラの中では、2,3人で演奏することが多く、温かく柔らかな音色ゆえになかなか聞こえづらかったりしますが(笑)その幅広い音域を生かして表現力のある演奏ができるように心がけています!

3月の卒業演奏会より

こんなパートです!

1年目から4年目までの計12人で活動しており、今回の演奏会には7人が乗っています。それぞれが授業や演奏会、実習などで忙しい中、それでもクラリネットが好き!という気持ちを持ってこつこつ練習を頑張る人が多いです。

クラリネットパートでご飯!

それでは、各曲のトップより曲紹介です。

ベルリオーズ:大序曲「リア王」
冒頭の弦楽器による第一主題のリア王に対し、ClがFl、Obと一緒に演奏する第二主題はゆったりとした美しいメロディーでリア王の末娘コーディリアを表しています。
中間部の華やかな動きや最後に向かっていく迫力ある演奏にもぜひご注目ください。

川越守:綺想曲第2番
2曲目に演奏するのは「綺想曲第2番」です。
曲の雰囲気やテンポがコロコロと変わる感じや木管楽器のゆったりとしたメロディーに注目してお聞きください。

ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」より
1幕、2幕どちらもクラリネットソロがありますが、それぞれのキャラクターの違いを感じ楽しんでいただけたら嬉しいです。1stと2ndの息の合った動きや掛け合いにもご注目ください。

ラフマニノフ:交響曲第2番
ラフマニノフの最高傑作の1つとも言える本曲は、特徴的な性格を持った4楽章から構成されています。暗い憂いのようにも感じられる1楽章で始まり、2楽章は一転し軽快なテンポで進んでいきます。3楽章では1楽章のテーマも加わり、美しく、どこか懐かしいようなメロディーが織り重なっていきます。そして4楽章では、1〜3楽章の全ての主題が再び演奏され、華やかにフィナーレを飾ります。
どの楽章にも、クラリネット・バスクラリネットの魅力的なソロがあり、一筋縄ではいかない曲だなと感じています。当日はパート員と共に、クラリネットの美しい音色をホールに響かせます!

残り12日、最後まで妥協せずに練習を続けていきます!皆さまのご来場をお待ちしています!

3年目3人で!

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