文部科学省の方針が少子化を招いたのか?

2012年に中学校でダンスの必修化、
2012年に東京大学出身の学者が光文社から
「スクールカースト」という本を上梓して、
2013年にメルカリがサービス開始。
「順番を待たないで物を買えるのが当たり前になってはならない」
ということもあったのでしょうか?

2011年3月11日に東日本の地震が起きました。
東日本の地震で福島の小学生の中に「もっと高いところに逃げるべきだ」と言って先生から「決められた場所にいなければならない」と言われて、全員亡くなった小学校の記事が朝日新聞に掲載されていました。

2012年の出生数がおよそ103万人、2022年の出生数がおよそ77万人、
2002年が115万人で1992が120万人、1982が151万人、1972が203万人。

このうち、
1970年代は管理教育が問題になり、
1980年代は校内暴力・いじめが問題になり、
1990年代は服装の乱れ、
2000年代は学校外の行動が問題になり、
2010年代に校内の序列が問題になったということでしょうか?

その前に1960年代に学生運動がありました。
1950年代はエルビス・プレスリー氏らによる
ロックンロール音楽が流行しました。

日本の教育政策に
「外国の影響を排して郷土愛を育み(箱入りにして育てたい)」ということが組み込まれているのでしょうか?

2002年には日韓ワールドカップ、1992年にはバルセロナオリンピック、
1972年に札幌冬季オリンピック、1982年にスペインワールドカップ、
2022年に安倍元総理銃撃とサッカーカタール大会、2012年にロンドンオリンピックがありました。

ダンス自体の心がけが良いかどうかは不明ですが、ダンスの種目がヒップホップダンスというダンスの中で難易度が高く体力を使う種目なのが個人的には悪手を打ったような印象があります。

ヒップホップダンスの動画をYouTubeで見ればわかるとは思いますが、かなり難しいです。アクロバットな動きも立体的な動きも多いし、基本的に人に見られるのが好きな人でないと出来ません。あとは人を笑わせるのが好きな人でしょう。

体育の授業がジャージで行うからと、
ヒップホップにしたのでしょうか?
かなり安直な決め方だとは思います。
ダンスをするなら盆踊りとか日本の伝統や歴史を学ぶ機会として、日本舞踊をやらせた方が良いのではないのかなと思いました。
そうしたら着物が必要になるからやらないのかもしれませんね。

そうしたら次はK-POPのダンスでもやらせるのでしょうか?K-POPのダンスは本土でも扇情的だと批判が多く、かなり体力を消耗する振付けも多いです。

ヒップホップもK-POPもテンポやBPMも速いし、切り替えも切り返しもかなり速いものが多いです。

最初から難しいものをやらせて、
「簡単なものをやらせたら簡単であることに甘んじるようになる」
とでも言いたいのでしょうか?

本質的には「学生運動は団結して行動していて、団結して行動することは団体行動だからダンスで団体行動を学ばせるべきだ」と1960年代の学生運動を2020年代の今でも根に持っているかもしれません。

1970年代に10代だった人達が、
1960年代に20代だった人達を。

文部科学省の方針の問題だけではないかもしれません。
滅私奉公が前提だった働き方に渡り鳥のような高いスキルを持って様々な会社を渡り歩く働き方を導入して、滅私奉公であることと渡り鳥であることをそのままにしたのも大きいでしょう。

テレビの未来予測の討論を聞いていても犬や猿やカラスのような群れを作って序列で動く生き物の話が中心で、猫や雉鳩や虎や熊のような群れや序列で動かない生き物の話がないなら、それがテレビに関わるステークホルダーの望みなのだと思います。

一つの存在のためとか上がりを出すとか、一元的な評価指標のために粉骨砕身をするということもステークホルダーの狙いなのかもしれません。

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