健康・美容効果で大注目のアーモンドミルク！風邪や老化予防などの嬉しい効果も！？

近年、健康維持で注目されているアーモンドミルク。
牛乳、豆乳に次ぐ第三のミルクとして、健康や美容に関心の高い方にも人気のドリンクですが、なぜアーモンドミルクは人気を集めているのでしょうか。
今回は、アーモンドミルクの原料である「アーモンド」の栄養素や効果と、自宅でできる簡単アーモンドミルクのレシピをご紹介していきます。

アーモンドの種類は？生とローストの違いって？

アーモンドは「スイートアーモンド」と「ビターアーモンド」の大きく2種類に分けられ、私たちの身近なところにあり、一般的に食用されているのは「スイートアーモンド」と呼ばれるものです。一方、「ビターアーモンド」はオイルの原料や着香料として使われ、食用にされることはありません。

食用されている「スイートアーモンド」の生のものと素焼きのローストタイプのものを比較した場合、栄養価に大きな差はありませんが、調味料を使っているものや油で揚げているものなどは大きく異なりますので注意が必要です。
また、生のアーモンドは風味が強く、甘みが感じられるのが特徴です。もちろん非加熱のため、開封後は冷蔵庫などで保存し、できるだけ早めに消費することをおすすめします。一方、ローストタイプは加熱することでカリっとした食感になり、甘みよりも香ばしさが強いのが特徴です。火が入っていることで酸化しやすい状態になっているため、こちらも開封後は早めに消費しましょう。
タイプによって風味や食感が異なるため、用途や好みで使い分けるのも良いですね。

ビタミンEで若返り？アーモンドの抗酸化パワーで老化をストップさせよう。

アーモンドは小さな一粒のなかにたくさんの栄養素を含んでいます。特にアーモンドの半分は脂質でできていると言われていますが、その脂質は生活習慣病などに繋がる恐れのある「飽和脂肪酸」ではなく、「不飽和脂肪酸」です。なかでも、オメガ9(ｎ-9)系の一価不飽和脂肪酸の代表格であるオレイン酸を多く含んでいます。このオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを維持する働きが期待できる脂肪酸です。
さらに、抗酸化作用のあるビタミンEや、積極的に摂りたい栄養素のひとつである食物繊維なども含まれており、とても栄養価の高い食材です。

<抗酸化作用で日々の健康維持>
アーモンドに含まれるビタミンEは老化の原因を引き起こすと言われている活性酸素の働きを抑える効果が期待できます。細胞の酸化を防ぎ、血行を促進する働きも期待されているため、毎日摂りたい栄養素のひとつです。

<整腸作用でデトックス>
アーモンドは食物繊維を多く含んでいます。食物繊維は便通を良くし、整腸作用に効果が期待できる栄養素ですが、逆に不足すると便通が悪くなり体調に変化が出てしまう可能性もあります。アーモンドで手軽に食物繊維を摂ることでおなかの調子が整い、デトックスに繋がることが期待できます。

<生活習慣病予防に>
アーモンドに含まれるオレイン酸には善玉コレステロールを維持し、悪玉コレステロールを減少させる効果が期待されています。悪玉コレステロールの増加は、動脈硬化や心筋梗塞に繋がる原因にもなる厄介なもの。そんな悪玉コレステロールが減ることで、生活習慣病の予防にも効果が期待できますよ。

ダイエットや腸活習慣に加えたい！豊富な食物繊維と低カロリーなアーモンドミルク。

栄養価の高いアーモンドですが、食べ過ぎは禁物です。1日の適量は20～25粒とされていますので、適量の範囲で毎日に取り入れることをおすすめします。また、市販のアーモンドは生のままのものや調味されているもの、素焼きのローストタイプのものなど様々です。調味されているものは塩分や糖分が気になりますので、生のものか調味なしのローストタイプものを選ぶようにしましょう。

＜アーモンドミルクで手軽に栄養摂取＞
栄養価の高さが注目されていますが、市販品を買うと少し高価なアーモンドミルク。実は自宅で簡単に作ることができるんです。

材料は生のアーモンドと水のみ。水に浸したアーモンドを、水と一緒にジューサーで搾るだけで、おいしいアーモンドミルクを作ることができます。
■材料や作り方はこちら

手作りすることで余計なものを入れる必要がなく、より栄養価の高いフレッシュで安全なアーモンドミルクが簡単に作れます。
また、コップ１杯のアーモンドミルクを飲むことで、1日に必要なビタミンEの目安量を十分に摂取できるので、風邪の予防にも役立ちますよ。

ビタミンEなど栄養豊富で低カロリーのアーモンドミルク。毎日適量摂ることで日々の健康にもつながるかもしれません。ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。

＜監修＞
・管理栄養士 うしろさん
・HUROM

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