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冷え&風邪対策におすすめのお手軽スロージュース

この記事は2019年2月5日、ヒューロムWEBマガジン naturise「冷え&風邪対策におすすめのお手軽スロージュース」に書いた記事を転載しています。

多くの女性にとって永遠の悩みのひとつ、「冷え」。体温が1度下がると、免疫力は30パーセントも低下してしまうと言われているほど冷えは万病のもとなのです。また、冷えによって血行不良になると、顔がくすんだり肌や髪がカサカサ・ぱさぱさになったり・・・と、美容面にも影響がでてしまうのです。

「陽性」の食材で風邪に負けない強い身体を!

冷えは、食生活の乱れが主な原因と言われています。無理なダイエットによるビタミン・ミネラル不足、加工食品、肉や糖質のとり過ぎによる、ビタミン・ミネラルの大量消費などによって、血流が滞り冷えを引き起こしてしまいます。
風邪やインフルエンザなどの病気から身を守り、冷えによる肌のくすみや冬の乾燥を防ぐためには、食生活を見直し、体の内側から温める対策が大切です。
とはいえ忙しい毎日でいきなり食生活を改善することは難しいもの。また、いくらビタミンやミネラルが豊富でも、「陰性」と呼ばれる体を冷やす特性の食材があることをご存知ですか?
体の冷えを取り、風邪を防ぐには、体を冷やす「陰性」に対して体を温める「陽性」の食材を摂ることがおすすめです。
体を効率よく温めるために、「陽性」の食材を知り、積極的に摂取するように心がけ、風邪などに負けない強い身体をつくりましょう。

冷え・風邪対策におすすめの陽性の野菜

陰性の食材は温かい地域で育ち体を冷やすのに対し、陽性の食材は寒い地域で育ち体を温める特性があります。冷え・風邪対策におすすめの食材を栄養素の知識とともにご紹介します。

ニンジン
ニンジンに豊富に含まれるビタミンAには、血流を促す働きがあります。皮膚や口、鼻、のど、胃腸などの粘膜をすこやかに保つ働きにより、免疫力を高め風邪などから体を守る効果も。また、血行を良くする働きのビタミンEも含み、健康・美容どちらの面においても優秀な野菜です。

ごぼう
食物繊維が豊富なごぼうは、サポニンというポリフェノールの1種も多く含んでいます。サポニンには血流を促してくれる働きがあり、また、殺菌効果もあるため、体の内側から温めながらウィルスから体を守ってくれます。

中庸?陰性?食材によって異なる様々な効果効能

陰性は温かい地域で育ち体を冷やすのに対し、陽性は寒い地域で育ち体を温める特性があると説明しましたが、陰性の野菜でも身体を温める成分が含まれる食材があります。
また、陰性でも陽性でもない中庸の食材もあります。これらの食材をうまく掛け合わせて、体調をコントロールすることが大切です。

【陰性】ショウガ
言わずと知れた冷えケアに効果抜群のショウガ。ショウガは陰性の野菜ですが、辛み成分のジンゲロールは、殺菌効果が高く、加熱するとショウガオールに変化し、血行を促進し体を温める働きがあるほか、新陳代謝を活発にします。そのため、冷え対策なら温めるか乾燥して食べるのがベターですが、生の状態でも一時的ではありますが体が温まった感覚を得ることができます。

【中庸】リンゴ
果物は陰性のものが多いですが、リンゴは「中庸」という性質で、どちらにも偏らないため体を冷やすことなく、かつ体のバランスを保つと言われています。また、リンゴは整腸効果をもっていて、冷え性対策も胃腸の健康状態が鍵となるので、冷え性に効果的と言えます。

画像1<参考情報>陰性食材・陽性食材の特徴

疲れた身体に!自然由来のエナジードリンク

ニンジンとリンゴのジンジャー風味ジュース

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果物は基本的に陰性のため体を冷やす性質を持っていますが、リンゴは「中庸」という性質で、どちらにも偏らないため体を冷やすことなく、かつ体のバランスを保つと言われています。そのため、陽性の食材と組み合わせて食べても効果を損なうことなく、リンゴの豊富な栄養素もプラスされ、最強のエナジードリンクが完成します。

【材料(2人分) 】
ニンジン・・・1個
リンゴ・・・1/2個
ショウガ・・・1/2片

【作り方】
1.ニンジン、リンゴはよく洗い皮つきのまま投入口に入る大きさにカット する。しょうがはスプーンで薄く皮をむき、5㎜幅にスライスする。
2.スロージューサーの投入口に、ニンジンとリンゴを交互に投入し、最後にショウガを加えて搾汁する。

<アレンジ>お好みでごぼうを入れても美味しく頂けます。皮つきのまま約3cmの長さに切り投入してください。

(レシピ監修:フードコーディネーター 音仲紗良)


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