読譜訓練アプリの開発#2(ファーストプロトタイプ)
前回の続きです。今回は完成度は低いけど一旦動くようになったもについて説明します。
さて、あれから2週間たってしまいましたが、大体の作業は1~2日程度で終了しましたが、一部実装をさぼっていた機能があったので続きを書くのが今日になってしまいました。
アプリの動作
さて、出来たアプリの流れはこうです。
1. 画面に楽譜(単音)が表示されます。
2. 表示された音をピアノ等で弾きます。
3. 当たっていれば、次の楽譜が出てきます。間違っていた場合は間違ったと表示されるので、正解するまでピアノを弾きます。
4. 10問終わると、以下のような図が出ます。
図の横軸は上下段とも挑戦回数です。上段の縦軸は1問解くのにかかった平均の時間です。
下段は、一問あたり何回間違えたかを表しています。
アプリを使った訓練の仕方
心理学では、行動(今回の場合は、楽譜を読んで正しい音を鳴らす)の正確さと速度を合わせて流暢性と言います。
流暢性を高めるためには、まず正確性を上げて、その次に高速にするのが良いとされています。
ということで、まずは時間がかかっても良いので、正確に楽譜を読み(下段のグラフを0に近づけ)、次に弾くのをだんだんと早くしていく(上段のグラフを0に近づける)と良いと思います。
コード
このアプリはpythonで書きました。以下に置いてあります。
https://github.com/hurasu1/read_music_training
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