フラットな世界にはもう飽きた
今日久しぶりに友達と会った。お互いリモートワーク。その中で「リモートワークだとめっちゃ目を酷使するよね」という話が出た。
特にその友達は一人暮らしであったために、仕事では画面を見て、プライベートでもオンラインショッピング・Youtube・SNSなど画面を見ることが多すぎる。
そのような話をしている中で、リモート環境を少しでも良くするために観葉植物を買ったという話をした。観葉植物はウンベラータというもので家の一区画を占拠している。
この会話から、思ったことがある。
それは、今僕たちはフラットな世界に行き過ぎていて、奥行きを感じる機会が少ないということだ。
フラットな世界
今、私たちはリモートワークをしている。ディスプレイというフラットな世界を見続けている。さらに、そのディスプレイの先も奥行きが感じられないデザインが多いのではないだろうか。
パワーポイント・ワードなどの仕事で良く使うアプリケーションは、読みやすさのために、基本的には白地の背景に文字を打つことが多い。
アプリやウェブサイトでもフラットデザインやマテリアルデザインなどが多く、直観的に扱いやすいが奥行き感はさほど感じない。
物理的な本やノートであれば、奥行きを感じられるが、ディスプレイではその機会が少ないのだ。
別に奥行きがないことが悪いことだとは思わない。ただ、バランスの問題なのだと思う。コロナになり、家の中にいる時間がなくなり、遠いところを知覚することが少なくなった。それだけでなく、リモートワークやスマホでずっと画面を見ている。
今までは外出をするときに、移動に伴い奥行きを感じられていた。それが今はなくなった。
自然は、奥行きが感じられる。昔から自然の中で生きてきた人間は、奥行きがある環境を心地良いと感じるのではないだろうか。
奥行きのある世界へ
現時点でこの回答を見つけることはできてないない。ただ、いくつかのアイディアは思いつく。
1. 奥行きを感じられる大きな写真などを家に置く。
2. 間接照明等を使い、部屋に陰影をつけて奥行きを感じさせる。
3. 利用するアプリや作成する資料などを奥行きの感じられるようなものにする。
2. には、試してみたが奥行きを感じられて、少しは良い気がする。
3. については、このようなデザインの資料ができれば面白いとは思う。ただ、読み手に伝わり、かつ、奥行きを感じられるようなデザインを作るのは難しいことだと思われる。
自分はデザインナーなどのではないただの素人ではあるが、日々仕事で資料を作成などはしている。そんな人でも、伝えやすく、奥行きが感じられるデザインのテンプレートなどがあればありがたい。
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