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おれも機材で殴る Mark Ⅲ | 15分で考える音楽以前のこと(20)

機材で殴る話です。

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2017年にWSZ80さんやSAKANAさんからモジュラーシンセについて教えてもらい、2020年にようやくセミモジュラー(Arturia MiniBrute2)を購入した。やっぱり電気信号に触って音を作ってる感覚が面白くて、いよいよこれはモジュラーシンセを組みたくなってきた。しかし、箱だけで3万する。アホ!!!ということで、バーチャルモジュラーの「VCV Rack」を触ってみた。2017年に触ったときは自分の知識不足も相まって、パッチング遊び程度にしかならなかったんだけど、サードパーティのモジュールや入出力装置が豊富になって、実際にセミモジュラーとつなげたりすることが可能になった。これはけっこうすごいぞ。とりあえずはVCV Rackでソフトウェアのモジュラーを極めて、誰かが200万くれたらハードウェアのモジュラーを組むことにする。

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Arturia MiniBrute2でジェネレーティブミュージック(マシンにメロディを生成させてマシンに演奏させる、人間が介在しない音楽)をやっている人がいて、どうにか自分もやってみたいなと調べてみたらAbletonのWebチュートリアルに非常に詳しく書いてあった。素晴らしい。Ableton Liveの機能をフルで使いこなせていないことはわかっていたが、使いこなせていないなりに曲作りはできていたので、敢えて学ぶようなことはしてこなかった。しかし、少し掘ってみると泉が湧くように新しいスキルを習得できる。出てくる情報が、すべて有益である。ジューシーなインプットを脳にホースで流し込むのは、なにより気持ちがいい

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お誘いをいただき、劇伴(ドラマとか映画のBGM)のコンペに応募してみた。今まで音楽に合わせて映像をつくることはあったものの、映像に合わせて音楽を作ることはなかった。ネットで下調べをするだけで脳の使ってなかった部分がメチャメチャ熱くなる。こうなると、Ableton Liveの機能もフルに引き出さないといけないので、どんどん知らなかったことを学べる。生きてる、って感じがする。サイコーすぎる(こういうのをつくりました👇)。

ここまで創作に打ち込めると、もはやコンペに通るかどうかは関係なくなる(全力は尽くすけど)。

このように忙しいけど、作りまくってる日々です。機材で殴られてきたタニが今まさに、お前たちを機材で殴っています。

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