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テックスタジアム利用してみた 後日談

書くのがめちゃくちゃ遅くなりましたが、筆者は受講した月に別の転職エージェントを通してゲーム会社に内定を頂き、転職を成功させました。
(もちろん本サービス経由じゃないので、キャッシュバックは無かったTT)

正直、自分のポートフォリオも面接も胸を張れるものではなかったので、そんな中で拾ってもらえたのはめちゃくちゃラッキーだったと思っています。

入社後の面談で聞いた感じでは、ポートフォリオが決め手になったかは微妙ですが、オンラインスクールに通って行動に移していた点でポイント入ってたっぽいです。行動大事。
(あと前職のプラグラマ実務経験5年が大きかったみたい)

まぁ具体的なモノがあると差別化できると思います。口だけじゃなくなる時点でだいぶ優位性が出てくる。

んでもって、転職から半年が過ぎて…率直に感じた事を綴っておきます。

ゲーム業界に転職してみた

大阪のゲーム会社に内定貰ったんですけど、一人暮らしも転職も初めてのことで、その上にコロナ禍で。それはそれは毎日が不安で仕方ありませんでした。このご時世に都会に出るのはリスクだと…。

それでもやっぱり自分が決めたことだからと、複雑なメンタリティで熊本から大阪に引越し、恐る恐る出社日を迎えました。
(ちなみに入社前に出来るだけ勉強しないと…とか思ってたけど、メンタルやばくて手についてない状態だった)

もちろん、そんな状況で最初から仕事が上手くいくはずもなく。
前職とは正反対のベンチャー感ある社風に戸惑い、社員8割テレワークなので同僚の顔と名前が一致せず、「あぁ、なんかやってける気がしないなぁ」って思う毎日がしばらく続きました。

先輩方は仕事デキる人ばっかりだし。入社して間もないくせに比べるのはナンセンスだと分かっていても、他人と比較して卑屈になってしまう。
そんな状態が続いていましたが、せっかく高い引っ越し代払って大阪まで来たんだから、”試用期間くらいはなんとかやりきろう”と決めていました。

とはいえ環境には恵まれていて、意外に定時で帰れるのが救いでした。

先輩方に関しても、質問すればきっちり教えてくれたり、一緒に考えてくれたり、時には「質問する前にGoogleで調べましたか?」なんて試練があったり。面倒見が良いって感じではないと思うけれど、高い技術力でバックアップしてもらえる環境があったのも救いです。
(好きな音楽聴きながら作業できるのも救い。毎日FFのBGM垂れ流してる)

半年が経って…

”分からないことが分からない状態”から始まり、実務のゲームプログラムはスクールでやったものとは大違いで。コードを書いてみては、先輩のレビューでダメ出しを受け続け、「ゲーム業界、舐めてたな、向いてないな」と。打ちひしがれた日が何度もありました。

この方のおっしゃってる事は、首もげるほど頷ける。

しかし、以下の記事を読んで意識が変わりました。

どんなにうまくいっていなくても「なにかしら発見があったんじゃないか?」というところに丁寧に寄り添っていって、意味を見つけられるような力が付いてくると「うまくいくかどうかわからないけど、やってみれば必ずなにかが得られる」という、こういうマインドセットに変わってきます。

「何故、ゲームを作りたいのか?」「ゲームを作る意味って何なのか?」を改めて問い直すことで、暗雲立ち込める生活の中でも希望の光が差し込みました。

私の場合は、”メンタルが弱いので、メンタルヘルスゲームを作りたい”という目標ができて、やりたいことを見つけた途端、枯れていた好奇心や活力が湧いてきました。

実はそういうゲームが既に存在します。ただ、内容は勉強になるものの、面白くない。笑

だから、面白いやつを自分が作ってやろうと。最近では心理学の勉強や、魔法に関わる歴史の文献を漁ったりしています。
(通信制大学で心理学専攻しようとも思っているw)

そして、仕事面でも半年も経てば、割と大きめの機能改修をすることで、成功体験が生まれて自信が付いて、仕事が楽しいと思えるようになってきました。自分で調べる力も段々と付いてきました。

振り返ってみれば、不安でも行動し続けたから見えた世界だと思います。
行動大事。

「転職したら慣れるまでが大変」
「慣れるまで半年以上はかかる」

って巷でよく言われてるようだけど、本当にその通りでした。
最初は何をするにも自信がなくてしんどかった。。

でもそれを乗り越えたら、良い転職できたなと思えました!
年収は下がったけれど、労働時間はだいぶ減ったので、時間単価は上がった気がします。

空いた時間でゲーム開発やってみようかなと思う今日この頃です。
(最近はYouTubeやウマ娘に時間溶かされがちだがw)

未経験転職するあなたへ

これはゲーム業界に限った話ではないと思いますが、初めは仕事が出来なくて当たり前です。前職でいかに活躍していたとしても、会社によって本当にやり方が違いますから、慣れるまで時間を要します。

入社してすぐ何でも出来ちゃったら、先輩の面目丸つぶれですw
そのくらいの意気で考えていた方が、余計なネガティブに陥らず、仕事のパフォーマンスも上がると思います。

最初のうちは修行中の身で、余計な競争社会に参加する必要ないと思います、上司から「目標は高く!」と言われても、マイペースに行きましょう。自分の中で軸が出来てれば、無駄にメンタル病む必要はなくなるでしょう。

そして前述もサラッと触れましたが、やっぱりゲーム業界においては、「こんなゲームが作りたい」ってのが何よりも大事だと思います。

モチベーション無いと、ゲーム作りであってもただの作業になってしまうので、会社で目的のゲーム作れなくても、プライベートであってもこういうゲーム作りたい!ってのがあると強い。会社の経験をプラべで作ってるゲームに活かそうと思えたら、2倍美味しい時間を過ごせます。自分のためだし、会社のためだし、お金も稼げて勉強できるし。点と点が線で繋がって、モチベに繋がります。

今や転職が当たり前の時代になったとはいえ、やっぱり勇気がいる事です。
しかし諦めない限り、行動する限り、希望は決して潰える事はありません。

転職に成功した人はもちろん転職活動中の人も、好きなキャラが出るまでガチャを回し続けるように、諦めず頑張ってください!

もがき続けるあなたに幸あれ!

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