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紙メモと電子メモの使い分け

大学生の頃に、自分の記憶力の限界を感じました。
その理由が以前よりも覚える能力を失ったのか、それとも覚えるべき情報や考えるべきことが増えたのかわかりません。
あの時「あ、記憶しておくのは無理だ。」と身の程を思い知ったことを私は鮮明に覚えています。

メモする習慣は偉大です。短期的に見ても、長期的に見ても、古代から残っているような石に刻まれた文字も私たちに情報を伝達してくれます。メモする習慣は人間の記憶力の限界を補い、サポートしてくれる便利な営みです。頭の整理をするときに、いらない情報が頭に残っていると綺麗に片付きません。


紙メモ

紙メモは自身の字の綺麗さや筆圧、紙とペンの質によってその時の感情が文字から見えてきます。
したがって”自分の思い”や”日記”、”答えのない議題”のような人間くさいものを書くことに適しています。また、基本的に文字を書くスピードが頭の回転スピードよりも遅いため、頭が一時停止して待ち状態にならない点が良いところです。書いている途中に別案や傑作を産んだりすることもあります。

電子メモ

電子メモは誰が書いてもすぐに、綺麗に、同じように作られます。
したがって”やること”や”ノルマ”、”すぐに忘れてしまうこと”、”脳に刻む必要がないもの”のように使い捨て情報整理して書くことに適しています。現代はスマホにメモ機能が搭載されているため、ほぼノータイムで書き出してそれを忘れられる(脳から取り除くことができる)のです。幸せなことです。

使い分けの意義

この2種類のメモをうまく使い分けられている人はどれだけいるでしょうか。 私は上記のようにメモを使い分けていますが、あなたの感覚で気持ちの良いように使い分けてみてください。使い方の線引きができるというスキルは感性やセンスに大きく影響します。メモだけでなく、使っているものの役割、存在意義を一度考えてみてはいかがですか。

生活に4次元目を

私たちは3次元空間で生活しています。もう一つ次元を加えて4次元に暮らせるとすると、みなさんはドラえもんの世界のように”時間”という次元を加えた想定をするでしょう。 その世界では、本のページを遡るように過去の自分の記憶や思いを知ることができるでしょう。それに合わせて行動を変えることもできます。
メモを書くということは擬似的に4次元目の視点をあなたの生活に取り入れることです。その時に自分がやりたいことや思い、考えをいつでも遡れるように”イベントログをセーブしておく”。そういう感覚です。
「書く習慣が良い」と言われている理由は、書くことが時間的視点を持つ人間になるためのヒントを持っているからだと私は考えています。

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