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マンガ動画を1ヶ月更新し続けて思ったことをまとめます

アル株式会社でTokyo Comic Studio(通称TCS)というマンガ動画製作スタジオのプロデューサーをやっているワープくんと申します。

アルでは「マンガを作らないし、売らない」というポジションを取っており、出版社の方と初回の打ち合わせでは割とドヤ顔で「アルではマンガを売ったり作ったりしてないんで、出版社さんと協業しやすいんですよ!」って言ってきました。

そんなアルですが、2021年1月からYouTubeで急にマンガ動画のチャンネルを立ち上げました。2日に1本、動画を公開し続けています。「まきハジ / 巻き込まれ体質のハジメ君」というチャンネルです。自分で言うのもなんですが、キャラクターも可愛いし、声優さんも上手いし、絵も上手いし、編集も上手いんです。皆様、チャンネル登録、高評価お願いします!

急に始めた、と書きましたが、もちろん思い立って数日でできるものではないです。。。実際、立ち上げまでの仕込みは大体丸2ヶ月ぐらいかかりました。社内にノウハウは0なので、大学生インターン1名(途中から2名)と一緒に手探りで作り続けました。もちろん社外のアドバイザーの方にお話を聞いたり、既にチャンネルを運用している方にお話を伺ったりもしました。

右も左もわからないなりに2ヶ月かけて準備をして、1ヶ月間動画を公開し続けていくと、少なからず自分の中で仮説のようなものが溜まっていきます。これをせっかくなので書き残しておいた方が良いなと思い、1億年ぶりにnoteを書いた次第です。

このnoteでは少ないながらの経験から得た知見をまとめるのと、その知見を基に今後どんな事業を展開していけると面白いかな~ということを書いていきます。

※アル株式会社としての見解ではなく、あくまで一個人の見解です。

マンガ動画の現状

まずは「漫画動画」でYouTube検索した結果を見ていただくのが早いと思います。

見ていただくとわかるのですが、出版社が出している「マンガ」が好きな方には受け入れにくいテーマが多いです。
※もちろんYouTubeというプラットフォームの特性も大いに寄与しています。

マンガ動画で多いテーマをざっくりと抜き出してみると
・スカッとする話
・あるあるの話
・ちょっとエッチな話
あたりになります。

端的に言うと「感情を刺激して、本能的に見たくなる」コンテンツが多いです。これはある意味アルゴリズムが最適に働いているからこそだと思っており、こういうコンテンツは一定の人気があり、僕個人としてもついつい気になって観てしまうな~と思います。

正直なことを言ってしまうと、僕はマンガに対しての愛が強過ぎるので「こういうコンテンツでマンガ動画を名乗ってほしくないな。。。」という気持ちが0ではないです。とはいえ、マンガ動画の市場はまだまだ黎明期なので、このような流れになるのもある種当然と思っています。

マンガアプリも黎明期は同じように「感情を刺激しやすいコンテンツ」が多かったと記憶しています。しかし、現在のマンガアプリ上のコンテンツは、ジャンプ+さんやコミックDAYSさん、マンガワンさんを筆頭に王道のマンガがとても多くなっています。マンガアプリの変遷は、YouTube上のマンガ動画にも起きていくのではないかと思っています。

だからこそ、TCSでは先々起きるはずの「現在のマンガファンも楽しめるようなマンガ動画」を見越して、コンテンツを展開していきたいと思っています。

重要になりそうな要素

マンガ動画事業を始めるにあたって真っ先に検討したことは「既存の面白いマンガを動画化する」というものです。

ある意味当然のことです。しかし、実際にテストで動画を作った時にこの方法は上手くいかないかもしれない、と思いました。

あくまで仮説ですが「動画に向くマンガ」と「動画に向かないマンガ」があると考えています。

動画に向くマンガ:テンポよく話が展開していく短尺な話
動画に向かないマンガ:読後感でしっとりとさせるような、ある種エモーショナルな話
※これももちろん個人の見解です。エモーショナルで魅せる動画もありますし、テンポよく展開しても向いていない動画もあると思います。

そもそもマンガ動画市場が黎明期で、ユーザー側もじっくり視聴することに慣れていないため、テンポよくとにかく読ませないと離脱が起きやすいという側面もあります。

だからこそ、「既存のマンガをただ動画にする」ではなく、「動画というフォーマットにフィットした動画にする」ということをTCSのコンテンツでは重要視しています。

今後やっていきたいこと

今はある意味「YouTubeマンガ動画のお作法」に則った動画作成を心掛けています。守破離の考えに近いのですが、いきなり外したことをするのは悪手でしかないと考えているためです。

一方でマンガが本当に好きな自分としては「マンガが好きな人が楽しめるマンガ動画」というものを作っていきたいと思っており、それに向けて新しいチャンネルも仕込んでいます。

また、せっかくYouTubeというプラットフォームを使っているからこそ、国内市場のみではなく、世界に展開できるようなコンテンツが作れないかと考えています。(これはまだ妄想レベルです)

製作チームももっともっと拡充していきたいです!わずかばかりの経験でおこがましいのですが、コンテンツ制作に必要なことは経験よりも感性と熱意だと思っているので、熱意ある方に参画いただけるととっても嬉しいです!

もし「自分もコンテンツ作ってみたいけど、難しいかもな。。。」と思っている方がいらっしゃいましたら、是非一度お話させてください!

TCSでは絶賛採用拡大中なので、もしこのnoteを見て少しでも興味を持っていただけたら、下記から是非ご応募ください!

長々と書きましたが、今の仕事はめちゃくちゃしんどいですが、めちゃくちゃ楽しいです!!

頑張ってウケるマンガ動画作るぞーー!!

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