自由な日が来たら。
私は、もともと学ぶことが好きなのだと思う。ジャンルの好き嫌いは、けっこう激しいけれど、新しいことを知るのは楽しい。
ここ数年、積み重ねてきた知識がようやく噛み合い始めてきたことを感じる。
朧げに「ああ、知るってこういうことなんだ」と感じたのは、子供を初めて博物館に連れて行ったとき。
博物館が新しくオープンしたので、是非とも連れて行きたいとダンナが言い出したのだ。どちらかと言えば美術館の方が好きな私は、「まあ子供の勉強になるし、付き合うか」くらいの気持ちだった。
私の住んでいる地域にも、かなり小規模な博物館はある。ただそれは、ものすごく古い資料を並べているだけで、訪れても面白いと感じたことはない。
歴史的・文化的価値はあるのだろうけれど、その歴史や文化に特化した部分に興味がある人でなければ、それだけでは面白いとは感じないのだと思う。
それが、全く違っていた。
(当時の画像が見つからなかったので、じゃらんnetさんからお借りしてきました。)
◇
行った先は、北海道博物館。
まず、エントランスの骨格標本に圧倒された。
本当に、見上げる大きさ。手前がマンモスゾウで、奥がナウマンゾウ。
私がマンモスゾウ推しなので、マンモスゾウの迫力が伝わりそうなアングルの画像を選んでおります。
もう、「これ見ただけで帰っていい」くらいの満足感。いつまででも、ここにいられる。ここにイス置いて、コーヒーでも飲んでたいわあ……。
(博物館へ行った夏休みが明けたあと、美容室へ行き、友人美容師にカットされながら、その興奮を語ったが「オレには、オマエの言ってることがさっぱりわからん」と一蹴された。……そういや、アイツ勉強嫌いだったわ)
◇
もちろん、これだけではなく、北海道誕生からの歴史について、子供にもそれなりに理解できるようにわかりやすく展示されていた。カラフルなパネルで、展示物も見やすい。
そして、何より自分の中にある知識が、理解をスムースに進ませる。
歴史・地理・理科的分野・美術・加工技術……。
色々あってこそ楽しいのが博物学だ。
そうだよね。博物館って、こういうことだよね。
私は、博物館の魅力の虜になった。
以来、北海道大学総合博物館や札幌市青少年科学館に、自分が楽しみたくて足を運ぶことになる。
子供は、博物館はあまり楽しくないようで、科学館の方が好きである。
惜しむらくは、私が札幌圏在住でないこと。このあたりに行くためには、遠征しなければならない。
コロナが明けたら、行きたいな……。
◇
現在、道立の博物館や美術館などは、緊急事態宣言中で臨時休業中ですが、オンライン企画などが開催されていますので、よろしければお楽しみください。
企画運営して下さっている皆さん、ありがとうございます!
そして私が、コロナが明けたら行きたいところ!
数年前から計画していたのだけれど、新型コロナで無期延期になっている。恐竜から感じる魅力は薄れていないので、今も行きたい。そして最近、福井県に非常に魅力を感じ始めている。福井県は、きっと奥が深いに違いない。
原因は、これ。
しえさんの軽快な文章で、面白さが割り増しされているのだろうと思うのだけれど、福井県立図書館さんが気になってしょうがない。
この福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」、すっごく面白いです。子供とふたりで笑い転げました。ぜひ、みんなにも笑って欲しい❤️
しえさん、ありがとうございます😊
それから、パンダに会いに行きたい。
浜一族に会ってみたい!
……新型コロナウイルスの収束を願って、今日もマスクカバーを縫います。
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