【DTMクラシック】フンメル/ハープとピアノのための5つの小ロンド,S.146(全曲)
以前 1曲目のみ完成させてあげてましたが、5曲全曲をアップします。
フンメル/ハープとピアノのための5つの小ロンド,S.146 フルートのアドリブ付
1820年の作品で未出版作品です。
お聞きいただければわかる通り、全て三拍子の二つのトリオを持っているワルツやドイツ舞曲からなっていて、5曲のワルツ、というタイトルでもなんの問題もない曲集です。
ただしハープとピアノの楽曲ということで、サロンでのアマチュアの演奏家を想定していると思われます。
貴族のサロンなどでは曲に合わせて充分に踊ることができるでしょう。
フンメルはウイーン時代に大量のオーケストラ用舞曲をアポロザールなどのために提供していて、どれもこなれた書法で楽しめる曲ですが、ほとんどがピアノ用にアレンジされており、サロンでの舞踏会などの需要も多かったものと思われます。
5曲のうち4曲が変ホ長調で最終曲のみヘ長調。そして第3曲のみ6/8拍子で、他は全て3/8拍子。どの曲の構成もほぼ同じです。
今回はMuseScoreで作成し、音源は付属のMuseSoundのハープとピアノ、フルートのみGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA で仕上げましたが、フルートのボリュームが悩みで結果的に控えめな音量にしてます。
ちなみにフルートパートはアドリブで!という指示らしいですが譜面通りにしています。第1曲と第5曲のみフルートが追加されてます。
究極のサロンミュージックですね。
00:09 - 1.Maestoso con espressione in E-flat 3/8
04:31 - 2.Andante espressivo in E-flat 3/8
09:32 - 3.Siciliana Pandean air in E-flat 6/8
16:49 - 4.Andante Maestoso in E-flat 3/8
21:30 - 5.Moderato in F 3/8
Programed by Hummel Note
Programing Software:MuseScore 4
Mix & Mastering:SSW10 Lite
Sounds:Muse Sounds & GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5