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【創作夢日記】朝起きたらアザラシになっていた49〜メリーさんの逆襲【一話完結】

※この話は夢日記風のフィクションです。実在する人物・団体名とは何ら関係ございません。100%作者の脳内妄想のみで構成されています。

朝起きると(・ω・っ)Зアザラシになっていた俺は、野生の直感が「メリーさんがまたやってくる」と告げていた。

知らない人に説明すると、メリーさんとは、電話をかけてきては「私メリーさん。いま〇〇にいるの」と、一方的な連絡を繰り返し、最終的にあなたの背後にいる。そんな都市伝説上の存在である。

前に来たときは年に1トンもの魚介類をくらう超絶肉食系の野獣な俺が、牙を向いて追い返した。

だが、今回は何か違う。そんな予感がして思わずスマホをヒレで取るとメッセンジャーアプリがアラートを鳴らす。見ると写真が添付されていた。

「わたしメリーさん、いま京都二条城にいるの」
フォローしてないのに、写真まで添えて送ってきた。

俺は東京に住んでいる。京都から500キロ以上離れている。
京都から名古屋、静岡、横浜と近づくたびに、またメッセージ送るのだろうか?

1か月を経て、メリーさんを忘れていたころ、メッセンジャーアプリが着信した。

「わたしメリーさん、いま住吉大社にいるの」
あれ?東京からより離れちゃったぞ。

それから数か月後、

「わたしメリーさん、いま伊豆にいるの」
堪能してやがる。

それから数か月たって12月の休日。

「わたしメリーさん、いま沖縄にいるの」

旅マウントとってんじゃねーよ!

つづく。


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