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文化庁芸術祭賞 贈答式

令和五年二月一五日に令和四年度文化庁芸術祭賞贈答式があり、出席いたしました。ああやって壇上で表彰されたのはもちろん人生で初めてで、とても緊張しました。

まず、芸人というのは決まった動きをするのがとても苦手です。式の前に、説明を色々と受け、段取りを説明されたんですが、隣に居た同じく優秀賞の春風亭昇也くんと「なんだか難しくてわかんなかったね」「兄さん、要は本膳ですよ。前の人見て同じ動きしよう」ってな会話を繰り広げながら、式を待っていました。

演劇、音楽、大衆芸能、テレビ、ラジオ、多ジャンルの中で色々な方が受賞されていて、パネルで紹介があるのをずーっと見ていると、そういうエンターテイメントの中の一つに落語があって、その世界の中で賞を頂けたと思うと尚更嬉しい気持ちになりました。

落語だけで争うコンクールではなく、そういう大きな枠組みの中での賞なんだと思うと、これからもっともっとそういう大きな心で高座を務めて行こうと思いました。

僕には落語しか出来ないし、落語が好きで、落語でないと自分の表現が出来ませんが、心は大きく自信を持ってこれからも精進していこうと思います。

トロフィーは重くてゴツくてカッコいいです
箱も大きいです
祝賀会で「はな平ポーズ」
この看板を見て急に緊張してきました
一緒に受賞した左から、新人賞の貞鏡さん
優秀賞の昇也くんとわたし
文部科学副大臣の簗さんから賞状を頂きました
この日、「簗(やな)」という漢字を覚えました
写真撮影の時間
私の後ろに伊藤沙莉さんが居るんですが、小さくて見えない
僕が大きくせいではなく本当に小さくて素敵な方でした

落語について、また過去の思い出等を書かせて頂いて、落語の世界に少しでも興味を持ってもらえるような記事を目指しております。もしよろしければサポートお願いいたします。