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おすすめの落語家あるある

今年の3月から「落語家あるある」という動画を配信し始めました。


現在約65作品出しております。


この落語家あるあるですが、自分が好きなものと、お客さんが好きなものとの違いが結構あって、思い入れのあるものを今回紹介したいと思います。


鳴り物の伝え方の違い


このあるあるは実を言うと僕が最初に思い付いたあるあるです。噺にいれる鳴り物を伝える人って、わかりやすい人とものすごく適当な人が居て、前座の頃見ていて脇で一人で面白がって見ていました。お客さんに伝えるのが商売なのに、お囃子さんに伝えるのは苦手な人が居て、すごく好きなあるあるです。


だいぶ先輩の後輩に対する呼称

このあるあるで最後に出てくる「そっちはさあ。」っていう言い方は、落語家独特だと思います。普通なら何人か居て、それぞれに話した後に自分に対して「そっちはさあ。」ってんならわかりますが、これは一対一でも使います。「そっち」は「僕」で間違い無いのです。


お茶を出す順番間違えがち

落語家の上下関係は、入った順番(香盤)が全てです。真打が抜擢で、抜いたりしても上下関係は変わりません。一か八か見た目(老けている方を先)で出して間違ったことがありますw


着付けの時の帯のもらい方

バリエーションで言えば一番多いかもしれないですね。渡す前座さんの方としては向きさえ間違えなければ良いのですが、貰う方は意外とクセがあります。


「偉いね」のバリエーション

「偉いね」ってほんと落語家の口癖ですね。何に対しても使う非常に便利なセリフです。


コロナキャンセルの反応

これはもう思い出のあるあるですね。

三月からコロナの波がやって来て、そらあもう百件くらいは仕事が無くなったわけですから。

普通あるあるってのは長年の積み重ねでそうなるものなのですが、このコロナキャンセルあるあるは一気にあるあるなりました。

落語について、また過去の思い出等を書かせて頂いて、落語の世界に少しでも興味を持ってもらえるような記事を目指しております。もしよろしければサポートお願いいたします。