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【現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】⑾梵天勧請~ブッダの説法を促したインドの最高神のエピソードとは

ブッダガヤでついに悟りを迎えたブッダ。

そこから悟りの境地に没入するブッダでありましたが、ある日ブッダの中で次のような思いが浮かんできました。

「私の悟った真理はあまりに深遠で難解であり、思考の域を超えた賢者にしか理解できないものなのではないか。世の人々は執着の世界にこだわり、世の楽しみを求めるのみだ。そのような人に私の真理は見難い。欲望を捨て、心を静める瞑想も理解しがたいだろう。そのような人たちに私の教えを説いたところでどうなることだろう。私に疲労と憂慮が残るだけではないだろうか・・・」

「苦労して私が悟ったことを今私が説く必要があるだろうか。貪りと憎しみにとりつかれた人々がこの真理を悟るのは容易ではない。私の教えは世の流れに逆らうものなのではないだろうか・・・。であるならばこのまま快い悟りの境地を一人で楽しんでいたい。苦労して説法をしても仕方がないではないか・・」

せっかく悟った真理がこのままでは誰にも伝わらずに失われてしまう。このピンチに救世主が現れます。それがインドの最高神ブラフマン(梵天)でした。


筆者がインドの骨董品店で購入した13世紀頃?のブラフマンが描かれた紙。これが本当に13世紀の頃かはわかりませんがブラフマンなのは間違いありません。

この記事ではそんなブラフマン(梵天)とブッダのエピソードについて詳しくお話ししていきます。

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詳しくはこちらの記事にて


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