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【現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】⑽ブッダとマーラ(悪魔)の戦いはイエス・キリストに似ている?

スジャータのミルク粥によって体力を回復したブッダ。

しかしその姿を見たブッダの5人の修行仲間たちは「ブッダが苦行を捨てて堕落した」と憤慨し、彼のもとを去ってしまいます。

ひとり残されるブッダでありましたが、彼には生き生きとしたエネルギーがみなぎっていました。

ここからいよいよブッダは修行の完成へと一気に突き進んでいきます。

ブッダは菩提樹の木の下に座り、深い瞑想へと入っていきました。もはや「無の境地」や断食仏のような感覚機能の停止を目指したかつての瞑想とは何かが違います。やはり苦行をやめたことは正解だったのです。安楽に耽るのでもなく、苦行に没頭するのでもない、まさに両極端を離れた中道(ちゅうどう)的なあり方こそ悟りに必要だったのです。

ブッダは明らかに手ごたえを感じていました。悟りは近い。しかしまさにその時、ブッダの悟りを妨害するべくマーラ(悪魔)が現れたのでした。

ここからブッダと悪魔の戦いが始まります。

この記事ではそんなブッダとマーラの戦いと、さらにイエス・キリストとの共通点についてもお話ししていきます。

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