飛行機に乗ると被ばくする
普段私たちが何気なく乗っている飛行機。
実は、放射線を浴びているんです。
「えー!?」
これを知ったときはとても驚きましたね。
高校の物理の授業で知りました。
飛行機すきだったのに…
「飛行機あまりのらないほうがいいのかな」
「比較的近いところならなるべく新幹線に乗ったほうがいいのかな」
などを授業中に考えていました(笑)。
被ばくするとがんなどのリスクが大きくなるという問題があります。
では実際どれほど被ばくするのでしょうか。
東京ーニューヨーク間を往復すると約0.20msvほど被爆します。
この表を参考にすると一人当たりの自然放射線が年間約2.1msv。
東京ーニューヨーク間約10往復すると地上での一年分の放射線を受けることになります。
ビジネスマンならありえそうですね。
また、100msvからがんの死亡リスクが増えることが読み取れますね。
東京ーニューヨーク間500往復。一般人でそれほど世界を飛び回らない人ならあまり気にする必要のないことに思えますが、
パイロットやキャビンアテンダントの方などは注意しなければならないことなのでしょうね。
しかし、もっと注意しなければならない人がいます。
宇宙飛行士の方です。
地上から約400キロ上空を巡回する国際宇宙ステーションISSに滞在する宇宙飛行士はもっと被ばくします。
ISSに二日滞在しただけで地上での約1年分の被ばく線量を受けてしまう。
少し恐ろしいですね。やっぱり宇宙なだけはあります。気軽に行けるところではなさそうですね。
私はこれらのことを知ってから飛行機に乗るとき
「今から被ばくするのか…」
「まあ今日は北海道だからまだましだろう」
と考えてしまいます(笑)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?