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#1 マイプライベート・アイダホ
こんばんは。
カート・小判と申します。
僕の好きな映画を皆さんにお伝えして、少しでも多くの人が見てくれたらなと思っています。
記念すべき第1回目は、マイプライベート・アイダホ。
こちら90年代頃活躍した俳優 リヴァー・フェニックスの代表作。
ざっくりあらすじを言うならば、ゲイでナルコレプシーの主人公(マイク)が親友であり思い人の彼(スコット)を失う話。
そしてその過程がたらたらと描かれている(リスペクトを込めて)。
上の感じだけだとかなり悲劇的な感じだが、個人的に見終わった後はけっこうさっぱりした気持ちだった。
映画の中での発言でもあるように当時はゲイであることは今よりも理解されておらず、差別の対象であったのは間違いなかっただろう。
そんな主人公のマイク(リヴァー・フェニックス)が、思い人のスコット(キアヌ・リーヴス)に思いを伝えるシーンが切ないのなんの。
で、この映画ファッションがすごくいい。
マイクとスコットの野暮ったいながらもスマートな矛盾した着こなしは他のサイトでけっこう取り上げられているのでそちらを推奨。
僕が好きなのはボブ(ウィリアム・リチャート)。
主演俳優のみならず周りのメンバーもかなり雰囲気バツグン。
ピンタレストとかで海外スナップ好きな人とかは参考にしたらいいかも。
こんな感じとか↓
![](https://assets.st-note.com/img/1716347436977-fBnbeVs6Ni.jpg?width=800)
残念ながら本作の画像は全く見つからず。
これは実際に見るべきですな~。
そして最後に。
※それなりにネタバレがあるので注意。
本作は主人公マイクが売春やってドラッグやってストレスを感じると気絶して結構メチャクチャ。
周りの若者も同じように自分の体を売ってその金でヤクを買ってその日暮らし。
現代で言うのであればおそらく東横キッズとかがそれにあたるかと。
対してマイクの思い人スコットは実家が金持ちで、その財産を引き継ぐ未来が約束されている。
マイクたちとは全く別の世界の住人でありながらも金さえ払うなら誰が相手でも体を売る彼。
だけど、いざ自分の父親が亡くなったら実家を継ぐことに。
マイクや今までの友人たちは完全に無視。
会っても無視。
ここのキャラの変わりようにはびっくり。
今を生きるマイクたち。
未来のために突き進むスコット。
マイクたちを批判したい訳ではなく、スコットは立派だなと感じた。
僕にはできないな、と。
自分が本当にしたいことのために覚悟を決めたのだろう。
他の人の感想を見てみると、『つまらなかった。』『意味がわからない。』などの意見が多かった。
たぶんそういう人たちとは友達になれないんだろうなと思った。
冗談です。
それではまたそのうち。
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