芸術の書 断片 評論 本多裕樹による
3、幸福と不幸を超えた美
幸福と不幸を超えた美ということで語っていこうと思います。まず、人生には幸福と不幸を感じるのは真実であります。それが、演奏や作品において肥やしになり表現となっていくでしょう。そこで、美はそれらをもって現れてきます。幸福も不幸も運命の輪に操られ、動いていく。美は幸福も不幸も支配していく。美は、運命の輪を動かして、いろいろな事を人間に体験させて、美を作っていく。いろんな美を創造させ、経験させ、美そのものは認識を進化して人間やあらゆる森羅万象の存在を学ば