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仏法の道を歩む ⑭

アチャン・チャー

 瞑想実践の結果を得るためには、継続的な取り組みが必要です。たまたまある一日に、短時間だけ瞑想をして、一週間、あるいは一か月後にまた瞑想をするようでは、意味がありません。それでは成果を出すことは不可能です。ブッダは私たちに、熱心に瞑想実践に取り組むことの大切さを説かれました。ですから、瞑想実践はできるかぎり継続しておこなう必要があります。また、瞑想をおこなう際には、邪魔の入らない、静かな場所で実践するのが好ましいでしょう。裏庭の木陰など、一人になれる場所が瞑想実践に適しています。比丘であれば、静かな森や洞窟、クティなどといった場所が瞑想に向いています。人里離れた山奥などは、最適の修行環境と言えるでしょう。
 
(続く)

アチャン・チャー『Bodhinyana』より
 
"Bodhinyana: A Collection of Dhamma Talks", by The Venerable Ajahn Chah, (Phra Bodhinyana Thera). Access to Insight (BCBS Edition), 1 December 2013, http://www.accesstoinsight.org/lib/thai/chah/bodhinyana.html .
 

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