★子育ても、高齢者支援も、障がい者支援も、そのほか人が人と関わるすべてについて必要なことの根っこは同じなんだ(^^♪

就労継続支援Bのミニ畑が完成しました!
今日は見学があったので、苗を植えるのは明日にしました。
しかし立派になりましたよ。
 
さてさて、今日の見学では
養護学校の生徒さんとそのご家族と先生たちが
僕たちの事業所で実習をするかを決めるために
来てくださったんです。
 
まあ、いつも通りの説明なんですが
僕たちの事業所では働くことにはまったく重きを置いていないこと、
一番大切にしているのは、彼らが安心できる居場所をつくること、
この2つを説明しました。
 
安心できる居場所をつくるためには
当然、職員が「怒らない、叱らない」ことが不可欠だし
職員が怒ったり、叱ったりしないために
職員が余裕を持って仕事ができる環境が必要で
そのために、僕たちの事業所では納期のない作業しかしないという
重要な取り決めがあるのです。
この辺りを詳しく説明させてもらいました。
 
もうひとつは彼らが自分で決める機会をなるべくつくること、
そして決めたことをできるだけ実現すること、
したがって利用者が「作業が疲れたから休みたい」って言ったら
職員はそれを必ず認めることをルールにしてることなども
説明しておきました。
 
なんでそんなことをするのか?ってところが大事なんです。
ただただ甘やかすってことじゃないんですよ。
人は受け入れられてから相手を受け入れます。
だから僕たちはまず、彼らから信頼されなければなりません。
そのためには僕たちが利用者への約束事を利用者に説明して
それを職員がいつもどんな時もちゃんと守ってることが
彼らに伝われば、彼らは僕たちを信頼してくれます。
僕たちを信頼することができたら、彼らは安心できます。
安心できると、人は自分が持ってる本来の力を発揮できるんです。
 
実はこれって、障がい者支援に限ったことじゃないんです。
むしろ子育てに一番大切なんじゃないかあ?
高齢者支援でもそうだし、上司が部下を育てる時もそう。
 
人は誰か叱らずに見守ってくれて、約束を守ってくれる人がいたら、
その人を信頼できるようになって、
そしたらその人と関わる時には安心できて、
その人といる時は自分の力を発揮できるようになる。
子どもや障がい者や高齢者に20年以上かかわってきて
僕が発見した事実がこの法則なんです。
 
だけど簡単じゃないですよ。
決めた約束を守り続けることって。
3歳の子どもだからとか、知的障がいがあるからとか
認知症があるからとか、部下だからとか
そういう言い訳をして約束をやぶっちゃう人が何と多いことか。
だけど、そんな彼らとの約束守り続けられれば
絶対に良い変化があります(*^_^*)
ぜひ、試してみてくださいね\(^o^)/

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