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痛み止め万能説!?

僕は介護福祉士として、病院に勤務しているのですが、もちろんそこでは介護福祉士として働いているので、表向きには整体の手技を使う事はありません。


で、夜勤をしているある日の話です。

入院中の寝たきりで喋る事の出来ない患者さんが苦悶の表情を浮かべていて、なんでだろうと疑問に思った看護師さんが

顎が外れている事に気付きました。


顎が外れた事がある人は分かると思いますが、かなり痛いです。


声に出せない患者さんが必死にうめいて訴えています。

当然、当直医に電話して来て貰います。


当直医は顎をはめようと試みますが、はまらず・・・


「痛み止めを出しておきましょう!」

と言って去って行きました。


えーっ、痛み止めで治るんですか!?


その後、あまりにも苦しそうなんで、そっとはめてあげました。

もちろん、


「後で自然にはまった」


という処理で(笑)


その一カ月も経たない、ある夜勤の日に

今度は、別の認知症の患者さんが夜中に足がつって、痛くて叫んでました。(認知症の患者さんなんで、容赦無い大声で)

足がつった事がある人は良く分かると思いますが、凄い痛いです。


今日の当直医は整形外科の先生だったので、ちょうど良かったね

と当直医を呼びましたが、患者さん本人の所に一切行かず


「痛み止め出すね」


( ̄◇ ̄;)また痛み止め!?

しかも何も見ずに!?

幾ら何でも、痛み止めでどうにもならんでしょう!!


その後、その人も可愛いそうだったので、自然に治りました(笑)


別に当直医を馬鹿にしたい訳では無くて、西洋医学を馬鹿にしたい訳でも無いんですが、

あまりに

「結果」

を消す事だけを考えていませんか!?

という事をあなたにも考えて欲しくて、書いています。

以前書いた雨漏りの記事もそうですが

「原因」

を改善する事なく、結果のみを消そうとしても何の改善にもならないという事です。

足がつっているのを治さなければ、どう頑張っても痛いままです。

その痛みを感じないほど、痛み止めを射ったら相当な量か劇薬を射たないといけません。

でも薬が切れたらまた痛み出します。


で、また痛み止めを射って・・・の繰り返しです。

(まあ、足がつった位なら戻ると思いますが)


根本原因を治さなければ、また同じ問題が繰り返されます。


今回のコロナの件も、取り敢えず非常事態宣言解除されましたが、そんなのは表面的な問題で

ロックダウンやワクチンや何だって、中国がいけないだ、政府の対応が悪いだ何だって言っても、全部、表面的な結果の部分をいじろうとしているだけで


痛み止めを打とうとしている当直医と同じ発想です。


ここで考えるべき根本はコロナにかからない、或いはかかっても重症化しない身体に普段からしておく事が重要です。


社会やマスコミや病気に振り回されて、生きて行くのはホントに大変だ

と、僕は今回しみじみ思いました。

僕はあまりテレビ見ないし、正直、コロナにかからないと思っていたので、(決してコロナをなめているとかではなく、むしろ普通の人より普段から身体に気を配っているからですが)僕自身は振り回されていないつもりですが、やっぱり周りの人が振り回されているのに対して、影響は受けてしまいますからね。

という事で、今回のコロナの件で、色々考える事があったと思うので、是非、次回のコロナの時期には振り回されないようにしましょう!!



PS、普通に足がつった位なら治すの簡単なんですが、認知症の場合、一切協力が無いというか、むしろ一回痛い方に伸ばすので、必死に抵抗されます。

だから抵抗されながら治すのは、やっぱりかなり難しいんだなと、新しい発見がありました。








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