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【警告】ライターは今後多角化をしなさい

ライター界隈には明らかに人が増えている。

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引用:https://speakerdeck.com/lancers_pr/huriransushi-tai-diao-cha-2021?slide=6

フリーランスの数が増えている以上、ライターの数はそれに比例するように増えていると考えるのは間違っていないだろう。

私は2021年の6月から独立し、ライターとして活動し始めたが、その参入障壁の低さからいつかライターという仕事は食えなくなるのではないか...。そう思ってきた。

そして事実、ライターという仕事単体で稼ぐには限界があるのではないかと感じ始めている。競合がひしめくなか、自分だけの強みを前面に押し出して単価の良い仕事を取るのが難しくなっていると感じているのだ。

「ライターは稼げる仕事である」

稼げる人にとってみれば、実際そうだ。しかし、そう都合よく稼げているのは何人なのだろうか?

「ライター」の年収を割り出すことはできなかったが、面白い調査があったので以下に示そう。

「フリーランス白書」による調査によれば、フリーランスの約6割が収入が安定しない...と回答しているようだ。

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引用:https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2021/03/%E3%80%90%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%99%BD%E6%9B%B82021%E3%80%91%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%EF%BC%86%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%8D%94%E4%BC%9A.pdf

問題なのはこの時点で「収入がなかなか安定しない」と回答しているフリーランスが6割もいることだ。

今後もフリーランスは増える。なぜなら「フリーランスは稼げる」という責任感のない言葉が世の中には溢れているからだ。

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例えば、「フリーランス 稼げない」とSerpsで検索してみよう。すると上記の記事が出てきた。

統計から考えるとフリーランスはおそらく「稼げていない」。しかし、記事をみると、結論フリーランスは稼げるよ!という内容が「8割」を占めていた。

つまり、この内容をみると、現在会社員で働いている人の大多数が「あっフリーランスって稼げるんだ〜」と思ってしまう。

だから、今後もフリーランスは増加してくだろうな...と僕は考えている。

なぜ「フリーランスは稼げる」という人がいるのか?

それではなぜフリーランスは稼げるよ!という人はいるのだろうか?

それは「フリーランスは稼げる」という言葉で自身の講座に人を呼びたい人、あるいはTwitterのフォロワーを増やしたい人が多いからだ。

あるいは、アフィリエイトで商材に誘導する人もいるかもしれないね。いずれにせよ、フリーランスになった人は、既にうまく先行者たちに乗せられているんだと思った方がいい。

つまりね、フリーランスになってその人たちの言葉を信じるということは、今後も搾取されるカモネギになっているということなの。

なかには本当に善意で情報を流してくれる人もいる。しかし、その人たちが情報を流すことで僕たちはさらに生きづらくなる。

例えば、「Wantedly」で案件を取るのはわりかしクローズドな情報だと思っていたんだ。初めて聞いたときは「へえ〜そうなんだ」と思って、実際に応募してみるとよく案件が通った。

「Indeed」だってそうだよね。はじめたての頃は、そんな情報を知っている人はあまりいなかったんだ。

でも今はどうだろう。既に一般化している。

僕は自分がコンサルをやっていることもあり、こうした案件に対する応募者にはわりかし敏感な方だと思っているけど、応募者数は増加したと感じている。

だからね、個人的にはライターってもう結構厳しいなと思っているわけなんです。だけど、まだ案件の穴場はあるし、稼ぐための方法は残っている。だから僕は、穴場をごく少数のコンサルを受けてくれる人だけに共有しているわけなんだけどね。

今後ライターはどうすればいいのか?

答えは以前から言っている4つしかない。

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ただし、専門性を高めるというのはもしかするともう難しいかもしれない。ライター界隈に参加者が増える限り、その道の人は増えてくる。

例えば、どれだけライターが「転職」について特化しようと思っても、転職エージェント出身のフリーライターには勝てない。

だから、努力して①,③,④を伸ばしていくほかない。

その具体的な方法についてはここでは開示しない。自分で考えて実行していく力がなければ、フリーランスとして活動することはできない。

簡単な内容については上記の記事でも解説しているので、ご覧になってほしい。少なくともアフィリ目的のサイトよりかは参考になるはずだ。

努力をしなさい

僕は今までライターの仕事だけをしてきたわけではない。

LP制作/サイト改善/ディレクション/メディア運営/アフィリエイト

上記をライター業務の傍続けてきた。

その結果、ライター以外の部分でお仕事を貰える機会が増えた。その結果として半年で月商90万円を稼ぐことができたし、その後も60〜80万円を行き来する成果が出せている。

ただし、努力は続けてきた。

先輩方がワークライフバランスを...というなか、僕は淡々と仕事とスキルアップに時間を割いてきた。ライターだけでは生きていくことは難しいと感じているからだ。

既に3年前に独立して成功した人の体験談はもうあまり役に立たない。その理由は、この記事をご覧になった方ならもう分かるだろう。

知識はベテランの真似をし、戦略は最前線で稼いでいる人の真似をしなさい。

そして、あなたがインキャならSNSで稼ぐという考えは捨て、淡々とSEOとクライアントワークで稼ぎなさい。

多角化。

これが今ライターがライターとして生き抜くための、最善の選択です。

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