せどりで服を売る「アパレルせどり」の始め方！初心者でも稼ぐ人続出

2024年5月21日 13:45

アパレルせどりとは、洋服を安く仕入れて販売することで利益を出す方法です。
この記事では、初心者がアパレルせどりを始める時に必要な知識や、事前に知っておきたいメリットやデメリット。
また、実際に始める時に便利なおすすめの仕入先や販売先の情報などをまとめました。

せどりで服を売るアパレルせどりとは？

せどりで服を売る「アパレルせどり」は、服や靴などのファッション関連商品を安く仕入れて、高く売ることでお金を稼ぐ方法です。
誰でも始められる点が魅力で、主婦や学生、会社員でも空いた時間に副業として気軽に取り組めます。
特に、ファッション好きな人にとっては、趣味と実益を兼ねた楽しみながら稼げるビジネスと言えるでしょう。

韓国服のせどりも人気

韓国せどりは、韓国で買った商品を日本で売る方法を指します。
韓国ファッションや文化が日本で人気を集めており、韓国コスメやファッションアイテムを仕入れて日本で売るという方法も注目されています。
韓国の物価は日本より少し安い程度ですが、韓国は日本からの距離も近いため、現地に直接行って商品を買い付けしやすい点が特徴です
高い人気を誇る割に、せどりとしての競合はまだ少なく、利益を得やすい市場となっています。

服のせどりメリットとデメリット

洋服のせどりを始める前に、そのメリットとデメリットも理解しておきましょう。

アパレルせどりのメリット

アパレルせどりのメリットには、次のようなものがあります。

市場が大きい
大量仕入れが可能
商品回転率が高い
利益率が高い

服のせどりでは、さまざまな種類の商品を取り扱えるため、市場規模はかなり大きいのが特徴です。
セール品や古着などを安く大量に仕入れることができる経路も豊富で、少ない初期費用で始めやすくなっています。
また古着をうまく販売できれば利益率が50％以上になるケースも普通で、これは他のせどり商品と比べるとかなり高い利益率です。
トレンドアイテムの回転率は早く、トレンド以外のアイテムも適切に保管しておけば、傷みにくく管理しやすいのもポイントと言えるでしょう。

アパレルせどりのデメリット

一方で洋服のせどりには次のようなデメリットも存在しています。

トレンドリサーチが必要
人気サイズ・カラーに限りがある
出品作業が多い
多くの知識が求められる
在庫が残るリスクとスペース問題

アパレルせどりのデメリットとして、まずは日頃からトレンド調査が必要な点です。
流行りのスタイルやアイテムを知るために、常に流行りをリサーチしておく必要があるでしょう。
また、人気のあるサイズや色には限りがあるため競争率も高く、もしそれ以外の商品を仕入れてしまった場合売れ残る可能性が高いです。
多数の商品を扱う場合、一つ一つに出品作業が必要となるため、作業量が増えてきた場合は「外注化」も検討する必要があります。
さらに、ファッションに関する幅広い知識が必要で、在庫が売れ残るリスクや保管スペースについての考慮も重要です。

洋服のせどりで成功するためのコツ

洋服のせどりで成功するには、次のようなポイントを意識しておきましょう。

ターゲットを限定する

洋服のせどりで効率よく稼ぐためには「どのような人に売りたいのか」というターゲットを絞ることが大切です。
たとえば、「若い女性に人気のプチプラファッション」や「仕事でスーツを着る男性」など、特定の人を想定して商品仕入れや販売方法を検討します。
ターゲットが決まれば、その人が好むスタイルやブランド、サイズに絞って商品を選べます。
続けるほどにターゲット属性の理解も深まるため、無駄な在庫を抱えるリスクを減らし、効率的に売上を上げることができるでしょう。

ニーズの高いブランドで売る

トレンドチェックと似ていますが、需要の高いブランド商品を取り扱うことも、アパレルせどりで重要です。
こちらも、SNSや雑誌、テレビで話題のブランドやアイテムを調べる習慣をつけるようにし、意識的にそれらを仕入れるようにします。
ただし、人気のブランド商品は競争も激しいため、仕入先の動向も日々しっかり把握し、仕入れのチャンスを逃さないように意識しましょう。

やり取りは発送まで丁寧に

洋服のオンライン上での販売は、ユーザーが商品を直接手に取って確認することができません。
そのため、商品の写真は色々な角度から撮るようにし、色やサイズ、状態を詳しく記載するのが基本です。
また、ユーザーから商品に対する質問があった場合は、素早く回答できるよう仕組みを整えたり、注文後も手に取った相手が満足できるよう丁寧なやり取りを意識すべきでしょう。
購入者の不安を減らし、信頼を得ることができれば、リピーターを増やすことにも繋がります。

アパレルせどりの注意点

洋服でせどりをする時に注意しておくべきポイントをまとめました。

古物商許可はほぼ必須

アパレルせどりでは中古品（古着）を扱う場合、古物商許可証の取得が必須です。

古物とは、一度でも誰かが使用した品物を指し、これには未使用品や未開封品も含まれています。

リサイクルショップなどで仕入れた古着を販売する場合には、当然「古物商許可証」が必要ということです。

もし古物商許可証なしで中古品を販売すれば、古物営業法違反となり、罰金や懲役の対象になるため注意しましょう。

偽物に注意する

アパレルせどりにおいては、偽ブランド品の取り扱いには特に注意が必要です。

特に人気ブランドの場合、思っている以上に偽物が市場に多く出回っています。

これら偽物を知らずに販売してしまうと、商標権侵害で訴えられる可能性もあります。

偽物を見分けるためには、ブランドロゴの位置やデザイン、素材の質、タグやラベルの正確さなどをチェックします。

また、基本的な見分け方の知識も必要でしょう。

自信がないうちは、ハイブランド品の売買は避けるようにするのも一考です。

返品のリスクがある

アパレルせどりを行う際、商品が想像と異なる、サイズが合わない、商品に欠陥があるなど、様々な理由で返品を希望されることがあります。

他のせどりと比べると、洋服のせどりの返品リスクは高く「返品は普通にあるもの」と考えておく方が良いでしょう。

返品に関するルールは明確に設定しておき、それを購入者に伝えることも重要です。

サイズの記載方法に注意する

アパレルせどりでは、サイズ表記にも注意しましょう。

特に海外ブランドの場合、日本のサイズ表記と異なることが多々あります。

海外商品は日本人が着た場合の目安のサイズなどを記載するようにし、購入者のサイズ違いによる返品するリスクを避けるようにします。

サイズが合わない場合の、返品や交換の可否も明示しておくとよいでしょう。

使用感などは正直に伝える

古着を扱う際には、その商品の状態を正直に伝えることが肝心です。

汚れや傷、使用感は購入者にとって重要な判断材料であり、これらを隠して販売すれば後々トラブルの原因になります。

商品の状態を正確に記載し、購入者が安心して購入できるよう努めるようにしましょう。

未然にトラブルを防げる他、信頼性のある販売者としての評価を得やすいメリットもあります。

洋服のせどりをするならここ！アパレルせどり仕入先＆販売先

洋服のせどりを始めたい方に向け、ネットと実店舗の両方でおすすめの仕入先をご紹介します。

オンラインでおすすめ服の仕入先一覧

洋服のせどりの仕入れ先を探している時に、まず検討したい場所はネットを使ったオンライン販売の場所です。

実店舗とは違い、実際の商品を確認することはできませんが、とにかく商品数が多く安価で購入できるものも多数あります。

おすすめの仕入れ先を参考に、まずはどんな洋服がどれぐらいの値段で売っているのか？を見比べてみてください。

実店舗でせどりの服を探すなら卸倉庫も活用

実店舗でも商品を見つけるなら、しまむら等の期間限定品を探したり、セカンドストリートなどで状態の良い古着を見つけて仕入れる方法もあります。

さらに、卸倉庫を利用することで、安価で大量の服を仕入れることが可能です。

卸倉庫には、例えば次のような場所があります。

これらの卸倉庫は一般開放している日もあり、色々な古着を安く手に入れることができます。

仕入れた服のおすすめの販売先一覧

洋服のせどりで仕入れた商品を販売するためには、適切な販売先も選択するようにしましょう。

おすすめの販売先（プラットフォーム）と簡単な特徴を一覧表でまとめました。

各プラットフォームには、売れやすい服や得意なジャンルがあります。
初心者が初めて服を売る場合には、まずはメルカリから挑戦してみるのがおすすめです。

初心者はまずメルカリで洋服せどりにチャレンジ！

せどり初心者にとって、メルカリがおすすめな理由はいくつかあります。
メルカリが初心者におすすめな理由

ユーザーの幅が広い
シンプルで使いやすい管理画面
お手本となる出品が多く勉強になる

まず利用者が非常に多く様々な年齢層のユーザーがいるため、色々な服が売れるチャンスがあります。
ブランド品に限らず、カジュアルな服まで、かなり幅広いジャンルが受け入れられており売れやすいです。
メルカリのシンプルで使いやすい管理画面は、出品作業を簡単にしてくれるため、初心者でもすぐに取引を始めることができます。
商品販売には、目を惹きつける商品タイトルや説明文、分かりやすい商品写真を掲載することが重要です。
そして、これらのお手本となる実例が、メルカリには数多く掲載されているので、勉強しながら商品販売できる点もメリットと言えるでしょう。

洋服のせどりで売れやすいブランドとは？

次に、アパレルせどりで販売しやすい洋服ブランドや、そもそも売れやすい洋服のジャンルについて紹介します。

アパレルせどりでおすすめブランド

せどりで売れやすいおすすめブランドは、以下のようなものがあります。

アパレルせどりにおすすめのブランド

ナイキ
アディダス
ラルフローレン
トミーヒルフィガー
フレッドペリー
アンダーカバー
コムデギャルソン
シュプリーム
ソフ
ジマーマン
ヴィクトリアシークレット
ジャックムス

特にナイキやアディダスは、スポーツウェアからカジュアルウェアまで幅広く人気があります。

ラルフローレンやトミーヒルフィガーのような、アメリカン・トラディショナルなスタイルも好まれる傾向があり、特にシャツやポロシャツは長年に渡って人気です。

シュプリームやコムデギャルソンは若者に特に人気が高いブランドですが、特徴的なデザインも多いため販売するには魅力を伝えきれる商品知識も必要でしょう。

アパレルせどりで売れやすい服

売れやすい服のジャンルには以下のようなものがあります。

アパレルせどりで売れやすい服

スカジャン
子供服
ハイブランドの中古服
甚平
スーツ

スカジャンは一部ユーザーに高い人気を誇りますが、もともとの値段が高いため競合も少なく売れやすいタイプです。

一部ユーザーに人気という意味では、ロリータファッション系のアイテムもおすすめで、ニッチで熱心なファンが多いです。

せどりの成功のコツでも紹介した「ターゲットを限定する」というのは、スカジャンやロリータファッション等にまさに当てはまる内容と言えます。

また、売れやすい洋服の定番品として子供服も人気で、買い替え需要も多く、特にブランド物はリセールバリューも高いため注目しておきたい洋服です。

アパレルせどりをやる時によくある質問（Q＆Aまとめ）

アパレルせどりに関してよくある質問を、Q&A形式でまとめてみました。

アパレルせどりは儲からない？

アパレルせどりが儲からないと感じる方もいますが、実際は適切な仕入れや販売方法を行えばしっかりと利益を得ることが可能です。

アパレルの世界には無数のブランドや商品が存在し、これらを安く仕入れて売ることができれば単純に利益は発生します。

市場での需要を理解し、適切な価格で商品を仕入れることが重要で、儲からないと感じている人は、仕入れ値が高すぎたり、ニーズのない服を仕入れるなど販売知識不足の可能性があります。

アパレルせどりの利益率はどれぐらい？

アパレルせどりの利益率は利益率が高く、古着などをうまく販売できれば約50%前後になる場合もあります。

20万円の売り上げがあれば、約10万円の利益が見込める計算です。

この利益率は他のせどりジャンルと比較しても比較的高く、適切な仕入れと販売戦略を立てれば、さらに利益率を高めることも可能です。

そもそも、せどりは法律違反にならない？

せどり自体は法律違反ではありません。

せどりとは、商品を安く仕入れて適正価格で販売する一般的な販売方法です。

しかし、悪質な転売行為、例えば不正転売や悪質転売などは違法行為とみなされますし、これらの転売と混同されて「違法では？」と勘違いされる場合があります。

なお、せどりで取り扱う商品が中古品（古着）の場合、古物商許可証が必要です。

古物商許可証を取得せずに中古品を売買すると古物営業法違反になるため、必要な手続きを行うように注意しましょう。

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