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これ、知らない方多いです!プレゼンで失敗しないために1番初めにすべきこと。

大切なプレゼンを任された!
スライドを作り込んで、本番を想定したリハーサルもバッチリ!
でも、準備万端で臨んだはずなのに相手の反応はイマイチ…。
プレゼンの内容は悪く無いはずなのになんで??

こういう場合、一番最初にすべき大事なことが抜けてるパターンが非常に多いです。

スライドを作りはじめる前にすべきこと。
それは会場の環境の情報収集です。

会場は広さ、参加人数、自分と聞き手との距離感、マイクの有無やスクリーンの個数などなど。
上記のような会場の状況を把握した上で、それに相応しい準備を始めるべきなのです。

例えば大きめの会場で参加者も多い場合。
スライドに情報を詰め込み過ぎて文字サイズが小さいと、後ろの席の人は全く見えていないことがよくあります。
ひとは自分にわからない(見えない)情報が出てきた瞬間、プツッと集中力が途切れます。
別の回で詳しく書きますが、伝えたいことを相手にしっかり届けるためには、最後まで集中して(飽きずに)聞いてもらう必要があります。
一度作成した資料の使い回しをするのではなく、会場の大きさに合わせて文字数やサイズを調整する必要があるのです。

そして会場の大きさは、スライドなどの視覚情報だけでなく、聴覚から得る情報にも影響します。
まず、全員に届く音量で話すというのが大前提。
わりと大きな会場なのに当日蓋を開けたらマイクが用意されてなくて、前の人にしか聞こえてなかったなんてこともありえます。
必要に応じてマイクをリクエストする必要があります。
少し高度ですが、大きめの会場でもあえてマイクを使わず、声を張って肉声で届けてインパクトを残すというテクニックも。
エネルギッシュでプレゼン慣れしている印象を残せます。

さらにプレゼンの順番も把握しておきたいところ。
ピッチ大会のような大人数がプレゼンをする場合、聞き手も人間なので後半、疲れてきます。
自分の話す順番が後半なら、冒頭の挨拶の内容を変えてみたり、情報量をあえて絞ってみるのもいいでしょう。

その他にも把握したい情報はたくさん。
オンライン参加の人はいるのか否か、聞く相手の年齢、性別、知識量はどれくらいあるのか…など。
事前に情報をたくさん得られれば会場をイメージしながら、自分をどう見せるか、どう伝えていくか戦略を練ることができます。

マラソン選手もただトレーニングだけしてきて当日ぶっつけ本番!なんてことはせず、コースの試走しをしてから作戦を立てますよね。
プレゼンする場の環境を知るというのはそれと同じこと。

本番に極力近い形でシミュレーションができればプレゼンの成功率は飛躍的に伸びるのです。
ぜひ、スライド作りに着手する前にやってみてくださいね。


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