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学校が嫌いな君、ちょっと話を聞いていかないかい

このタイトルで記事を読みに来たってことは君はきっと学校が嫌いなんだろう。
あ、待って、学校は素晴らしい、学校に行け的な講釈垂れるつもりはないから逃げないで~
さっきも言ったように君はきっと今学校が嫌いなんだろう。
君の学校が嫌いな理由がいじめられたからなのか、部活とか勉強がいやなのか、ただなんとなく嫌いなのかは知らないけどきっと学校が嫌いな自分に多少なりの後ろめたさとか罪悪感とかモヤッとする感じを抱いていると思う。
一ついいことを教えてあげよう。
卒業してしばらくするとわかるけど、君たちが想像するよりみんな学校嫌いだったりするから大丈夫。(全部嫌いとか授業が嫌いとか、嫌いな程度はあるけどね)
私も学校は半不登校になるくらいには嫌いだったし。
学校がみんなきらいなのも考えてみれば当然というのも当然なんだよね。

「学校は社会の縮図」って言葉を聞いたことはないかい?
知らない人の為に説明すると、といっても読んで字の如しなんだけど学校という環境は君たちがいずれ出ていく社会をそのままギュッとものに近いってことだね。
例えばクラスにカーストってものがあると思うんだけど、大人の社会にもカーストがあるんだ。
それは、君たちが今過ごしてるクラスのカーストよりもっと厳しくて辛い。
都合のいい逆転劇なんて起こらないし、上位層と下位層が仲良くするなんてこともない。
日本は身分差別のない平和な国だなんて言われたりするけどそんなことない。
大体的な身分差別はなくても無意識下の区分っていうのかな、暗黙の了解っていうのかな、きっと成人をしたあたりから感じると思うけどそういうのがあるんだ。

その代表例が「学歴」だね。
正直高校までの学歴とかやってきたことなんて高校卒業したらどうとでもなるし、誰も気にしない。
高校まで不登校だろうが勉強ができなかろうがいじめられていようが誰もそんなこと気にしないし、もし卒業してまでそんなこと気にしているやつがいるとしたら幼稚だね。
でも高校卒業したら違う。
高校卒業後の選択で人生のルートがほぼ決まってしまうと言っても過言ではない。
自分はそこそこの人生を歩めればそれでいいやって人も多いと思う。
そんな君達に今度は悲しいお知らせだよ。
ある程度の学歴がないと基本的にはそこそこの人生すら送れないんだ。
特別な資格とか技術とか才能があるというなら別だけどね。
でも、大半の人間はそんなもの持ってないし都合よく才能が開花するなんてこともない。残念だけどね。
そんな私達に唯一平等に与えられたチャンスであり武器が大学進学なんだ。
人間の人生で平等で公平に勝負ができるチャンスなんて大学進学が最後だと思う。
いつかわかると思うけど、東大に入るとかじゃないならある程度の大学に入るための受験の勉強なんて正直なところ頑張れば誰でもできる。
どんだけ馬鹿でも中学校の勉強が理解できなかったとしても時間さえかけて適切な努力さえすればどうにかなる。
どうせ自分なんて無理だって思った君も大丈夫。
大学入試に関しては人間の基礎スペックなんてそこまで関係しないよ。
多分YouTubeとか配信でお金を稼ぐことのほうが100倍難しい。

YouTubeの話が出たからこの話もしておく。
世界には楽に稼いでいるような人たちいっぱいいるように見えると思う。
YouTuberとか配信者とか投資家とかP活女子とかホストとかキャバ嬢とか風俗関係とか。
ブロガーとかもそうかな。
確かに私達から見たら月云千万を簡単に稼いでいるように見えるかもしれない。
自分も始めたら同じようになれちゃうかも~なんて思うかもしれない。
でも考えてほしい。
同じような考えをしてる人きっといっぱいいると思わないかい?
誰だって楽をして稼ぎたいからね。
ただ氷山の一角っていう言葉があるように、どんな世界でも私達から目に見えて稼いでいる人たちなんてほんの一部に過ぎないんだ。
YouTubeのチャンネルの中で登録者が1万いる割合を調べてもらえばわかると思う。

何が言いたいかというと、まともに働きましょうってこった。
で、まともに働くなら勉強は生きていくのに必要な程度にはしておこうということ。
資格を取るのも良いかもしれない。
高校までの勉強というのは勉強の内容自体が役に立つことなんてほとんど無いけど、勉強をした際に得られた副産物は君たちの人生を切り開く武器になる。

不登校だろうが学校が嫌いだろうが長い目で見たらその行為自体が人生において与えるはそこまで影響は無い。
義務教育程度は通わないと社会性が云々とか言われているけれど、そんなものは学校以外でいくらでも身につく。
君たちが全てだと思っているその学校という檻は人生においてはほんの数年にすぎない。
行きたくないなら行かなくて良い。
辛いなら逃げて良い。
ただ、逃げるからには勉強をするなり自分なりに才能を磨く必要がある。

ま、とはいっても10代のうちはこれからどうとでもなるから気楽にいこうぜ。
疲れたら休めば良い。
ちょっとずつ、少しずつ、半歩でもいいから前進してこうぜ。
なんならたまにちょっと後ろに下がってもいいかもしれない。
自分のペースでいいんだ。
根性が無いだのみんな我慢してるんだからだの言う厳しい大人もいるかもしれない。
知るかそんなものって鼻で笑ってやれ。
自分以外の他人なんて一生関わるもんでもないんだし。
と偉そうなこと言っても私も他人の言う事結構気にしちゃうタイプなんだけどね。
偉そうなこと言えるほど立派な人生も送ってきてないしね。
なんなら敗北者代表みたいな所あるし。

長々と積極を垂れる老人みたいになってるから、このへんで終わりにしておく。
人生色々あるけどお互いゆるーく頑張っていこうぜ。

ということでここまで読んでくれた方はありがとうございます。
また今度。

PS:ストレス発散したい人はコメント欄自由に使ってください。書き出すと案外スッキリするもんですよ。

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