見出し画像

不登校とゲーム〜電車が動かない〜

僕にとって必要だったんだなって
改めて思う。

不登校の頃のゲームの存在って
ただ学校を思い出さないように
ゲームに向けているだけだと感じていた。
もちろん楽しいからだけど。

でも、違う側面も
あったんだなぁって思う。

・1つは自己コントロール
家に一人でいていると、選択がぐーんと減る。
自分を生きていない感覚。

・2つ目は小さな成功体験
人に言ってもらうのではなく
自分自身で「僕ってやるなって」気持ち

家の変化のない生活で減ってしまう。
成長できていない自分が不安だった。

まるで乗っていた電車が次の駅 目ので前で停車してしまい
ずっと動かない感覚で気持ちが悪い。

僕はロールプレイングゲームが好きだった
ドラクエみたいなやつ。

そこでは、自分の選択で装備し仲間を見つけ
敵に時々負けるがでもやっていれば、勝っていく。
自分の思い通りにゲームは進んでいく。

現実でうまく行かない思いをゲームに求め
補い、強敵をやっつけて僕はすごいって
自尊心を繋ぎとどめていたんだと思う。

でも、わかっている。それを心から満足できないのは
白黒の映画の世界にいるようだったから

それでもやっぱり僕には
ゲームが必要だったんだと思う。

記事をお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートはクリエイター活動費に使わせていただきます。不登校で苦しむ家庭がなくなって欲しい。