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新設されたモバイル本部の2021年とこれからの話

huin

どうも@huinです。

hey Advent Calendar のスケジュールを決める時に、まさかそんなことせんやろ、と思いつつ「日付はいつでもOK」と回答してたら、プロジェクトメンバーから見事に1日目に割り当てられました。ウケる。

そんなわけで hey Advent Calendar 1日目を務めさせていただきます。よろしくお願いします。

マジメすぎてもふざけすぎても違うよなーとネタに悩んだのですが、開き直って2021年の振り返りと来年の展望について書くことにしました。ひたすらマジメな話ですが、よろしければお付き合いください。

hey における現在のロール

僕が hey に入社したのは今年 2021年の3月1日なので、12月1日時点でちょうど9ヶ月が経過したところとなります。

そんな僕の今日時点のポジションはこんな感じ。

- テクノロジー部門モバイルアプリケーション本部シニアマネージャー
- 同部門モバイルアプリケーション本部レジグループ マネージャー
- 同部門モバイルアプリケーション本部予約グループ マネージャー
- 同部門CTO室メンバー

都合4つの場所に所属している状況です。

CTO室は、テクノロジー部門の全体的な課題(技術・組織どちらも)を解決するためのグループです。僕はここではエンジニア全体の採用を強化すべく、リクルーティングチームやPRと協力して採用施策の実行や広報活動をやっています。

エンジニア採用の話もたくさん書けることがあるのですが、今日はモバイルアプリケーション本部について書きます。

モバイルアプリケーション本部の新設

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テクノロジー部門モバイルアプリケーション本部(以下、モバイル本部)は、今年の9月に新設された部署です。元々 hey には STORES レジ、STORES 決済、STORES 予約の3つのサービスにおいてiOS/Androidアプリを提供していたのですが、アプリの開発チームは個別のサービス開発本部下に所属していました。

各サービスの開発組織に属していることは自然なことなのですが、一方でモバイルアプリ開発は毎年加えられる変更のキャッチアップや、その積み重ねから生まれる開発ノウハウなど、相応に専門性の高い技術領域でもあります。メンバーの育成なども考えた時に、モバイルアプリ開発者が集まっていた方がメリットが大きいと考え、モバイル本部を新設することになりました。

現在はレジ・決済・予約の3つのアプリ開発グループがモバイル本部下におかれています。

各プロダクト開発グループの状況

3つの開発グループについてですが、あまりオープンな場で説明する機会もないのでチームの状況を書いてみます。

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STORES レジ

STORES レジは、2021年6月にリリースされた新しいプロダクトです。商品・売上データの管理をSTORESのバックエンドで行っており、店頭とECの商品管理を一元的に行えるのが強みです。

そんなSTORES レジは現在iPad用アプリのみ提供しており、これを3名(正社員、アルバイト、業務委託1名ずつ)の体制でPdMやデザイナー、バックエンドエンジニアと協力しつつ開発を行なっています。

新しいプロダクトなのもあり、SwiftUI + GraphQL という開発者には興味をそそる技術構成となっています(詳しくはiOSDC Japan 2021のトークをご覧ください)。一方で、レシートプリンターやキャッシュドロアーといったハードウェアの制御をBluetoothで行うなど、単純なクライアントアプリとは違う技術的チャレンジもあります。こちらもiOSDC Japan 2021にトークがありますのでよろしければご覧ください。

STORES 決済

実店舗でのキャッシュレス決済をかんたんに実現するSTORES 決済ですが、モバイル本部にある3つのサービスの中ではもっともアプリの歴史が長いサービスになります。

アプリプロダクトとしてはオーナーさん(店舗)向けの iOS / Android アプリとは別にSDKも提供しており、合計4つのプロダクトがあります。これを iOS 3名とインターンを含むAndroid 3名のチームで開発しています。決済という事業の性質から高い品質が求められるので、リリースサイクルは他のプロダクトと比べるとややゆっくりです。そのため、高い品質を実現するためにしっかりと時間をかけて挑戦できます。

歴史がある分 Objective-CやJava、一部 C / C++のコードもありますが、リファクタリングなどエンジニアの実力を高めるための機会も多くなっています。(詳しくはiOSDC Japan 2021のパンフレットおよびhey Product Blogで紹介しています)

STORES 予約

STORES 予約はオーナーさん向けの予約確認アプリと、ユーザーさん向けの予約アプリの2つが提供されています。こちらもiOS / Android 両方で展開しているので、合計4つのプロダクトがあります。

実は、アプリエンジニアの不在で最近までこれらアプリの更新はしばらく止まっている状態でした。夏に再びアプリエンジニアが入ってくれたことで、開発を再始動したのが今という状態です。

なので既存のアプリはあるのですが、STORES 予約というサービスにおいてアプリだからこそ提供できる価値・体験はなんなのか、アプリだからこそ解決できるオーナーさんの課題はなんなのか、を改めて考えているところです。ある意味では新規事業のような雰囲気になっています。

iOS / Android両方を触れるのと、 アプリエンジニアが1名しかいない分好きな仕事を取り放題といった感じなので、取り組める仕事の幅は最も広いチームになっている気がします。

2021年の振り返り

開発グループの状況をお伝えしたところで、ここからはモバイル本部の2021年を振り返ってみます。といっても3ヶ月分ですが。

"振り返り"といいつつ、実は現時点では"モバイル本部"を主語にした積極的な活動はやっていません。定期的にやっている活動は隔週でやってる「モバイルなお茶会」くらいでしょうか。

どうして積極的にやっていないのかというと、簡潔にいうと「プロダクトづくりになるべく集中して欲しい」からです。モバイル本部自体の目的はありますが、とはいえそれはマネジメントのアプローチの都合であって、直接的にプロダクトを作る話ではありません。モバイル本部としての活動でそれを邪魔するのはストレスが大きいと思っており、今時点では定例ミーティングなどは設けないようにしています。(マネージャー定例は最近はじめました)

ではモバイル本部として何も成果がないかというと、そういうわけでもありません。

例えば、予約グループは1名で開発していると先に書きましたが、レジと決済のメンバーがコードレビューに入ってくれています。前任のマネージャーの段取りのお陰でもありますが、メンバー自身が手をあげてくれたことで実現しました。「チームにある課題を共有することで、メンバーが自ら考えて解決に動いてくれる」マネージャーとして一番嬉しいイベントでした。

手前味噌ですが、全体的に自走力が高いというか、自分の頭で考えて動いてくれるメンバーが多いなと思っています。積極的な活動をやっていないのも、それがなくても大きな問題なく事業が回っているからという理由も大きかったりします。

また、マネジメント以外ではiOSDC Japan 2021, DroidKaigi 2021での成果もだすことができました。

heyにおいて「モバイルアプリのポジションがある」ということ自体の認知がまだまだ低いと考えており、カンファレンススポンサーや発表(登壇・寄稿)を通じた発信活動は意識しているポイントです。

おかげさまで、iOSDC Japan 2021ではレジの2名が登壇、決済は技術記事の寄稿を行えました。ノベルティのツバメようかんも大好評でした。

また、DroidKaigi 2021についてはAndroidエンジニア 2名がCall for Speaker(スピーカー公募)に応募するという挑戦をしてくれたことに大きな価値を感じています。トークこそ採択に至らなかったものの、スポンサー特典の開発事例を執筆してくれました。

Androidはまだ技術的な発信ができていなかったので、これについてもチームとして大きな一歩になったと思っています。(あとスケジュールも時間がないなか、頑張ってくれて本当に感謝)

というわけで、3ヶ月の中で大きな変化があったわけではありませんが、heyのモバイルエンジニアとしての活動は緩やかにはじまっており、来年にむけて良い流れができているなーというのが今年の感想です。

2022年に向けて

そんな2021年を踏まえて、2022年に思いを馳せてみます。

まず、一番必要なのは「採用によるチームの拡大」です。

モバイルに限らず、マネージャーとしての使命は「チームの成果・生産能力を最大化する」ことだと考えているのですが、そこに直接寄与するのが採用です。

iOS / Androidエンジニアの人数は今年だけで2倍ほどになったのですが、2022年はさらに2倍の規模を目指すつもりです。もちろんただ人数を増やすのではなく、技術力以上にチームに良い影響を与えてくれる人を採用していくつもりです。あと、技術力だけではなくチームとしての多様性ももっと高めたいですね。

また、当然メンバーの成長機会も作っていかないといけません。最優先は業務の中でチャレンジの機会を作ることですが、メンバーまかせにするのではなく、組織として成長できる仕組みを作りたいなと。

そういう意図でも、来年はチーム間の交流をもう一歩踏み込んでいきたいと考えています。heyにいるのであればheyで得られる経験や価値を最大化して欲しいですし、そのための機会を増やしていく予定です。

heyにおけるモバイルアプリの価値

さてさて、そもそもの話として hey が展開するSTORES プラットフォームにおいてモバイルアプリはどれだけ重要な存在なのでしょうか?

ここから先は自分の中での解釈ですが、「少なくとも向こう5〜10年程度は最重要な領域でありつづける」と思っています。またそこに向けてもっと投資すべき領域だと考えています。

というのも、STORES プラットフォームは、全国の中小規模の事業者さん向けのプロダクトです。そういったオーナーさんは、必ずしもテクノロジーに明るいわけではありません。そんなオーナーさんの業務を支援するためには「かんたんに」使えるプロダクトであることは最も重要なことの1つです。

iPhoneをはじめとしたスマートフォンが登場から10年ほどが経ち、「テクノロジーを意識せずにテクノロジーを利用する」ことが普段の生活において当たり前になりました。

僕たち hey も同様です。「マニュアルを読んで複雑怪奇な画面を睨むことなく、普段使っているSNS・エンタメアプリと同じような感覚でお商売をできる」プロダクトを提供したいと考えています。モバイルアプリはその最前線にある重要な場所であり、エンジニアは重要な責任を担っていると、僕は信じています。

何より僕らは「Just for Fun」をミッションに掲げ「たのしさやこだわり、情熱」を大事にしている会社です。ただ動くだけのアプリではなく、お商売そのものにも「楽しさ」を感じられるレベルのアプリを作るミッションも背負っているのです。

というわけで、僕自身はモバイルアプリをSTORES プラットフォームにおける重要な領域と考えそこにコミットするために hey にいます。

最後に

書き始めるとおもったより長く取り止めのない感じになってしまいました。

まあこんな感じで、未来に思いを馳せながらやりたいことに追われるくらいには、モバイル本部や hey のモバイルプロダクトに対して期待を持っています。ですが、それを実現するには、やっぱり一緒に挑戦してくれる仲間が必要なんですよね...

というわけでお約束ですが、heyでは iOS / Android エンジニアを絶賛採用しております。ご興味がありましたら、ぜひエンジニア採用サイトからご応募ください!

また、もっと具体的に教えて! って方いましたら、Meetyからカジュアル面談をお申し込みいただければお話できます!こちらからもぜひご応募ください!

以上、hey Advent Calendar 1日目を @huin がお届けしました!

明日はカスタマーサクセスチームの @ayamishikawa さんと、STORES 予約のフロントエンドエンジニアの@tak_rockbookさんが書いてくれる予定です。

お楽しみに!

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