最適な仕事選びこそが大事と思っていた3度の転職

人からすれば「3度の転職」ってよくもそんなに...という感じだろうけれど、私からすればそうするしかなかった。仕事で心身を持ってかれすぎて、壊れてしまった。仕事を変えることでしか日々を進めることができない、くらいに思っていた。

当時の私は、「自分に最も合った居場所」がどこかにあって、それを見つけることでしか助からないと思っていた節がある。その選択こそが大事と思っていたのだ。そんな何もかもがばっちり合う仕事なんてないと頭では分かっていても、これだという仕事と早く早く出会いたいと思っていた。

今の仕事はというと、正直今の段階では「自分に最も合った居場所」ではないと思うけれど、「ちょっとわくわくする場所」だなと思う。

こんな風に「ちょっとわくわくする場所」と思えるようになったのは最近のことで。なぜそうなったのか考えてみると、今の会社に入って、与えられた仕事だけでなく、自由に仕事をつくっていく方々と出会えたのが大きいのかもしれない。加えて、それを応援してくれる環境があるからだ。居場所は見つけるもの、出会えるものというだけではなくて、自分でつくってもいいんだと気づけた。

そして幸運なことに、今の仕事はすぐに叶えることは到底難しいけれど、長期的に向き合っていきたい課題がある。野望のようなものでもある。日々の業務をこなしながら、それを叶えるのは非常に難しいけれど、それを達成したときにどんな景色が広がっているのかとてもわくわくする。ただ、達成だけを追いかけて途中でくじけてしまうのは私の悪い癖であるので、その過程にもきちんとわくわくしながら向き合っていけるといいなと思う。

これからも様々な選択をすることになっていくだろうけれど、最適な選択をすることだけにこだわらず、選択した後にわくわくをつくっていくことも考えていけると、何かを達成させる過程も楽しんで乗り越えていけるかもしれない。

#あの選択をしたから
#転職


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