2月は変化の時

2016年ごろから「10年日記」というアプリを使っている。
当時のメンター的な人物から、「3年日記」を勧められてその時のちょっとした出来事や気持ちをメモ程度に書き残している(毎日ではない)のだが、毎年この時期にはとてもショックな出来事が起きているようだ。
仕事や社会のシステムが急に変更になったり、人との別れがあったり、トラブルに見舞われたり。
去年は日記そのものをほとんど書いていなかったが、コロナウィルスの騒動がすごかった。

3年日記を勧めてくれた人は「自分の当時の気持ちと、現在それを振り返っての気持ちを比較できて面白いよ」と言っていたが、僕はそれよりも時期的な自分のバイオリズムの発見に注目している。

初めは毎年この時期にアンラッキーなことが起きているのだと思ったが、よく考えてみると必ずしもそうではない。
起きた内容を前後の出来事も含めて検証してみると、表面的な不運だけでなく、何かしらそれまでの日常や「当たり前だったこと」が崩れて変化が起きているのがこの時期みたいだ。

株価もこの時期によく暴落している。ものすごい嘆きが日記に記されてる。
いろいろなシステム変更も、当時は半分天災のように感じていたようだが、今となっては合理的に仕事を進めるための一助になったと思っている。
人との別れもトラブルも、その時は本当に気持ちが揺れてしばらく日常生活も鬱々としていたようだが(日記によると食事や睡眠もままならないことも多かった)、今考えるとそうなる方が自然だし、どちらかというとその変化が現在の幸せにつながっていると感じた。

人間は変化を怖がる生き物だ。不安定より安定を好む。
安定に対して安心感を感じるし、変化に対しては本能的に不安を感じる。
しかし、安定というのは裏を返せば上昇もすることはないわけで。
上昇したり成長したければ、この変化の時期を有効に使うべきなんじゃないかと思い至った。

株価が暴落しやすいとわかっていれば、この時期までに資金をプールしておいて、下がったところで買いを入れれば利益をつかんで豊かになれる。
自分の環境変化が起きやすい時期だと知っているなら、それなりの備えをしておいて対応しやすくしておけば、実務面でもメンタル面でもダメージを避けつつ、あるいは抑えつつ、次のステージに対応できる。
自分に必要なのは、目の前の出来事に泡食ってパニックになることよりも、それを糧にいかに成長するか、変革の一歩にするかというしたたかさなんだろうなと、夜中に布団の中で考え練ったりした。

さて今年はまださしたる出来事が起きていない。
手持ちの株は年末から少しずつ手放して過去の日々よりもキャッシュプールもあるし、体調も整えてある。
何が起きるかドキドキしつつ注目しているが、このタイミングで友達から例の「clubhouse」というアプリを紹介してもらった。
友達はずいぶんハマっていて、有名な治療家さんと僕が絡むところを聞きたいんだそうだ。そのために手取り足取り導入部を指導してくれた。

こうみえて僕は人見知りである。
「clubhouse」、部室っていう言葉自体に良いイメージを持っていない。
団体行動できない系学生だったからかもしれない。
知らない人の会話に入っていくのとか、グループの輪に飛び込んでいくのがものすごく苦手なタイプ。コンパとかナンパとかもまったくダメだ。
今までの僕だったら「いやー流行ってるのは知ってるけど、僕はいいや」って断ってたかもしれないけど、前述したとおり、この時期は変革の時期。
自分の成長と上昇を狙って、ちょっとだけ頑張ってみようかなと思ったりしている。

というわけで、clubhouseを右も左もわからないまま昨日登録だけしてみました。僕の名前を検索してもらえれば出てくるんじゃないかと。
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