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それ何?って聞かれるから説明しようと思ったけどなかなかな話

ハグリードって、簡単に言うと選書がついてくるカウンセリングです。カウンセリングが前にくるか、選書ありきか、それはお話ししてるうちに見えて来るニーズによって変わってきます。最近やってるオンラインハグリードは、どちらかというと本寄りだなぁ。

カウンセリングなんていうとおこがましいので、ふと降りてきた「ハグリード」っていう造語を屋号にして2年近く前にスタートしました。

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やってみたいことはたくさんあって、カフェのような空間に、適当にお惣菜が並べてあったり、美味しい焼き菓子とコーヒーや紅茶でおもてなしをしたり、コワーキングスペースみたいにするのもいいよねぇなんて、やりたいことリストを書き上げてみたりしていたものの、結局今も続いているのは「話をすることと本を選ぶこと」。

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それまではリアルに会って、一緒に何か食べたりしながら、気づけば心の中を棚卸ししてたね、っていうことが多かったのですが、最近はコロナの影響でそれもままならず。なんだけれども、オンラインとの相性が案外いいのかもしれない、っていうふうに感じはじめています。

不要不急、会いたい人に会えない日々が続いていて、自分の存在は不要で不急なんだなーなんて拗ねてしまう現状を紐解くと、そこに隠れているのは小さな悲しみだったりして。

本を通して新たな自分を発見したり、知らない世界を覗いてみたりする中で。これはフィクションだから!と線を引いてしまうのか、自分もこういう風に生きてみたいなと思うのか。それって「あの人だからできるんだよ」に多分似てますね。じゃあ、その人だったらホントはどうしたいの?っていうところ、私にはどうしてできないの?っていうところ、見るべきはそこかなとか。

最近のセッションの中で多かった声が「最近本が読めなくて」というもの。元々は読書が好きな方が、なんだか集中できない、入り込めないと。そわそわと落ち着かない空気感が続いていることもあって、なかなか腰を落ち着けて長い本や難しい本を読むのは難しいからでしょうか。

そんな時に読んで欲しいと思って、課題図書のような気持ちで何人もの方におすすめしたのがこちら

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東日本大震災の後に出た本ですが、コロナの今を日本人として生きている私たちに、やさしく、すっきりと語りかけてくれる本です。自分の中にある二面性を、罪悪としてではなく、生きのびる知恵として持っているのは、そりゃまあ普通だよと許してもらえたような、そんな気持ちになったので。あぁ、私は今もまだ許されたいんだなぁという告白にもなりますが。

きたやま先生のやわらかな語り口の講義のあと、ばななさんと対話をするという内容。本質という言葉にピンとくる方はぜひよんでみてください。

こうしてつらつら書いてみても、ハグリードってやっぱりいまいち何かわかんないですね笑

けど、あったかい何かです。


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