カツマタヨシコ(Hug. photographs)

千葉県で【Hug.photographs(ハグフォトグラフ)】というスタジオを運営して…

カツマタヨシコ(Hug. photographs)

千葉県で【Hug.photographs(ハグフォトグラフ)】というスタジオを運営しています。 二児の母。 website // https://www.hugphotographs.com/

最近の記事

結婚9年目に思うこと

思えばずいぶん遠くまで来なたと思う。 23歳(で大阪を出た)ときには知りもしなかった町に、今こうやって根を張っている。 そういえば大阪で生まれ育った時代の写真が全然ない。 mixiにはあったかのかも知れないけど、デジタルタトゥーに怯えて何年も前に退会した。 シールという媒体で完成するプリクラだけは大量にとってある。 親に幾度となく馬鹿らしいと言われても、1日で3回は撮影していたプリクラである。 ゲームコーナーの一角ではなく、プリクラ屋さんがあった時代のプリクラ。 あの頃

    • いつも心にキートンを

      なんで人生はこんなに傷つくことが多いんだろう。 そう思わずにはいられない日がある。 自分以外の人は恵まれていて、いつも笑っているように見える日がある。 もちろんそんなわけないことは百も承知。 自分の中にいつもキートン山田がいるので、どうしても悲劇のヒロインにはなりきれない。 カフェで隣に座ってコーヒーを飲んでいるあの人だって、 今自転車ですれ違ったあの人だって、 忘れがちだけど隣にいる夫だって、 他人には見えない日々の努力の上に生きている。 人間って生きるために努力が

      • さくらももこで道徳を学んだタイプの人

        わたしには17歳差の姉がいます。 大学受験のタイミングで父親違いの妹ができたのだから、その時の姉の気持ちはどんなだったんだろうか。 生まれた時のことは知らないけれど、物心ついた時からはかなり可愛がってもらっていた気がします。 お正月は姉と二人で映画を観に行くのが定番だった気がするけど、シックスセンスを観に行ったときに開始3分で映画館を後にしてからは連れて行ってもらっていない気もする。 服は、カーキ色とチェック柄の服をたくさんお下がりにくれた気がする。 姉はイエモンとさくら

        • 家族写真家という職業

          日本一短い鉄道"芝山鉄道"の終着駅、芝山千代田駅から車で20分の田舎で細々とフォトスタジオを営んでいます。 そんなお店のオーナーの独り言にお付き合いください。 私がカメラを買ったのは、写真のプロになればいつかはチバユウスケに会えるんじゃないかって理由。何かを始めるきっかけなんてそんなもんでいいんだと、今となっては思います。 好きなアーティストに会いたいという理由で始めたことが、私をこんなにも遠くまで運んでくれたのだから。(あと、なんとなく写真のプロなら簡単になれそうだと思っ