いつも心にキートンを
なんで人生はこんなに傷つくことが多いんだろう。
そう思わずにはいられない日がある。
自分以外の人は恵まれていて、いつも笑っているように見える日がある。
もちろんそんなわけないことは百も承知。
自分の中にいつもキートン山田がいるので、どうしても悲劇のヒロインにはなりきれない。
カフェで隣に座ってコーヒーを飲んでいるあの人だって、
今自転車ですれ違ったあの人だって、
忘れがちだけど隣にいる夫だって、
他人には見えない日々の努力の上に生きている。
人間って生きるために努力が必要すぎやしないかとさえ思えてきた。
フォトスタジオに来るときだって、胸の中に人それぞれの想いを持ってやってくるんだろうなぁと想像しています。
胸の中の想いはわからないけれど、
写真を撮ることがあなたにとって何かしら報われる瞬間になればいいなと思うし、これからの何かしらの心の支えになればもっと嬉しい。
人と人が繋がる時、そんな大それたことじゃなくても前を向いて家に帰れるような出会いであれば、生きていくのもしんどくないのにねぇ。
愛や努力や痛みが、全て形になって目に見えてしまったら歩く場所がなくなるな。
見えないくらいでちょうどいいんだな。
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