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『オウンドメディアリクルーティングの教科書』を参考に、経営戦略に連動した実効性のある人事戦略のエグゼキューション能力を持とう。

「経営戦略と人事戦略の連動を!」ととても古くて新しい人事課題がありますが、自社の課題感と優先度を掴んでいれば、戦略を連動するのはそんなに難しくないんです。いわゆる人事系コンサルタントに頼ったり、本やWEBにある情報をベースに立案すれば、まあまあそれっぽいものを作れたりします。

でも、戦略は連動したけど、実行(エグゼキューション)を連動させるのがとても難しいんです。いや、簡単なのに組織の保守性で難しくなっているといった方がいいかもしれません。


「まあ取り敢えず、やりながら考えようか」企業戦略が勝ちパターンとビジネスモデルに繋がっている中、まだまだ人事では、「手段が目的化してるーと指摘することが目線が高い自分の仕事」と思っている人が多くて、なかなか横一線の「方法」から飛び出せない人事パーソンが多いです。

そこを脱する覚悟を持って、この本を読みましょう。

当たり前ですが、経営戦略と連動した人事戦略に実効性を持たせるには、採用や評価報酬などの実行戦略と人事戦略が連動している必要があります。
そうなってくると、この「オウンドメディア」を持つという考え方は、連動させるには一番簡単な方法なんです
メディア取材を待っててもいつ来てもらえるかわからないし、広告費を使ってメディアにあれこれ「個性的」なことを掲載しても、他社と並ぶと没個性化してしまいます。だから、太い自社メディアを持つのが一番効率的です。

自社の戦略を赤裸々にオウンドメディアに掲載すれば、誰のバイアスもなくシームレスに世の中に伝えることができますし、ここへの投資効果の大きさはやってみればよくわかります。

本書でも取り上げていただきましたが、私はニトリホールディングスにいた際には、「ニトリン」というメディアを立ち上げ、いくつかコラボレーションをやりながら、盛り立てました。その話、興味ある方は別途!

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