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それぞれの故郷

育家(はぐハウス)が在るのは、
鹿児島県
曽於市(そおし)
財部町(たからべちょう)という山あいの場所で、私さとっちの実家がある故郷。

宮崎県
都城市(みやこのじょうし)の県境に位置し、
財部町の中でも、奥まっていて、自然が豊かで、のどか。

1番近いスーパーまでは、車で約15分。
その間、信号は無い。

現在は15世帯の限界集落。

高校を卒業する18歳の頃の私は、田舎暮らしが窮屈で窮屈で、どうやったら出て行けるか⁉︎ばかりを考えていた🤔

まさか、50歳を目前にUターンすることになるとは⁉︎

歳を重ねるごとに、何にも無いと思っていた故郷に、魅力を感じるようになり、とっくんや娘たちが、癒されたり充電しているのを目の当たりにして、観方が変わっていった。

そして、2021年4月。
とっくんのライフシフトの決断と共に、福岡から鹿児島への移住。

正直、想い描いていた「ゆっくり、穏やかな田舎暮らし」には、ほど遠いと感じる時がある。
帰省していた時と、実際に住むのでは、窮屈さも不便さも感じるし、
理想と現実とのギャップに苦しむ日の方が多い気がする。

一方で、のんびり、穏やかな時間が増えたのも事実。
今朝も散歩をして季節の空気を感じたり、澄んだ湧き水を汲みながら、自分の内側まで澄んでいく感覚を味わった。

全て引っくるめて、愉しみながら、まさに、生きている実感が在る!

不便さも、不自由さも、ちっぽけさも、不安定なことも、全て自然なことだと、抗いながらも実感できる。

自分も、大自然の中の一部だと。

こんな自然を、自分たちだけで味わうのはもったいない!

はぐハウスでは、
故郷がある人も、無い人も、
ここが「それぞれの故郷」になったら良いなぁと考えている。

故郷がある人は、第二、第三の故郷に、
故郷が無い人は、初めての故郷に。

はぐハウスを知って、
はぐハウスの焼き芋「やきいもかぞく」を知って、
とっくん・さとっちを知って、
財部(たからべ)を知って、、、

きっかけはどうであれ、
「ただいま!」って言える場所。
初めてだけど、行ったことはないけど、「懐かしい」と思える場所。
自分にとって大切な場所。

さつま芋を植えに、
田植えに、
川遊びに、
さつま芋の収穫に、
稲刈りに、
星空を眺めに、
散歩をしに、
湧き水を汲みに、
ただふらっと、
ただただ「何もしない」をするために、
理由はあっても無くても。

愉しみかたは
As you likeで😉

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