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2024年3月の活動報告

2024年3月のHUG for ALLの活動をご紹介します。
3月は卒業シーズン。高校3年生の子どもたちはいよいよ卒業して児童養護施設を退所し、自分自身の力で生活を始めます。出会ったときは、まだ小学生。園内でサッカーや鬼ごっこをして遊んでいた子どもたちは、すっかりスーツが似合うお兄さん、お姉さんに成長しました。

1施設目

・オンライン型まなびクエスト実施(合計2回、15名参加)
・オンライン型はたちクエスト実施(中学生4名、高校生2名参加)
<はたちクエスト>
今年度1年間をふりかえって、2024年度をどんな年にしたいか考えよう!
・退所する高校3年生とはたちクエスト(退所編)のクエストフレンドの顔合わせ(対面)

まなびクエストでは、地域のお祭りを楽しみにしていることや、お祭りの様子を楽しそうに話してくれる子どもがたくさんいました。
はたちクエストでは、子どもも大人も1年間の自身のできごととプログラムを振り返りました。子どもたちは「試験頑張った!」「遠足行った!」、「このプログラムのとき、こんな話したね」など楽しそうに振り返ってくれました。(一方、大人たちは「仕事に追われていたな…」「この月、どんなプログラムをやったっけ…」と消えゆく記憶を呼び戻してなんとか思い出していました。)

2施設目

・対面型まなびクエスト実施(10名参加)
・対面型あそびクエスト「1年間の思い出シートをつくろう」を実施(10名参加)

あそびクエストでは、1年間のプログラムで作成した作品の写真や色紙などを使いながら、1枚の画用紙にまとめました。作成した振り返りシートを「見て、見て」と誇らしげに見せてくれる子どもや、桜や動物、ハートなどを色紙で作成し、作品に仕上げてくれた子どもなど、子どもごとの個性がつまったシートができあがりました。

さいごに

HUG for ALLは、ともに子どもたちを見守り、支える仲間を増やすために活動をしています。みなさまからいただいた寄付は、各クエストの運営の費用の一部に活用させていただいております。18歳の春に、子どもたちが希望と自信をもって社会に出ていくことができるように、継続して応援いただけると嬉しいです。
▼寄付で応援いただける方はこちら
https://syncable.biz/associate/hugforall/donate


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