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「地球がすき」制作裏話 #1

七夕

今回も始めてみましょう。「地球がすき」の制作裏話です。
先月の魔法使いシリーズの完結、投稿したときの目標の50曲目の到達、と節目の曲になった「魔法が使えない魔法使い」。何とか自分でも曲になったしお話もかけた。ちょっと燃え尽きたわけではなかったけれど、少しお休みをもらった。

久しぶりにLogicに触らないときができた。本当に久しぶりだった。溜まっていた音楽関係の本とか、小説とかを読んで過ごしていた。それはそれで有意義だったけれど、けっこう時間が過ぎてしまった。それから急に仕事が忙しくなったこともあり、7月の曲は何にしようか迷っていた。

7月と言えば七夕だ。織姫と彦星が夜空で逢うことになっている。星空いえば私の曲も1話だけしかなかったけれどシリーズにした宇宙シリーズがあった。ちょうど7月も下旬になれば星空も見える頃だからいいかなということで、宇宙シリーズの続きの話を書くことにした。

宇宙がすき

前の話の「宇宙がすき」は小さい頃、クリスマスの夜に迷子の宇宙人の男の子とUFOに乗ったことのある女の子の話だ。我ながらなかなか不思議な話を書くものだ。曲も宇宙ということもあってそんな雰囲気の曲に仕上げてみた。そのとき何となく話の大まかな続きは考えていたけれど、細かい話は詰めていなかった。だから少し悩んでしまった。

10年前にUFOに乗ったことを男の子の親に封印されてしまって、最近その記憶を思いだした。もしかしたら時間が経つと思い出すようになっていたか、偶然物理の授業中に見た夢で思い出したかは定かにはしなかったが思い出した。10年後強くなってまた来ると男の子は言っていた。

男の子

う~ん、男の子はどうやって強くなったことを証明しようか。悩むなぁ、宇宙人なんだから地球にいきなりやってくるのはどうだろう。そのとき交渉役になるはずだから、シリウスの王子様がいいな。王様は出張って来ないだろう。親善大使の王子様にしよう。それで無数のUFOを連れてやってきたら強くなった印象を与えられるであろう。

この星の王子様のような設定は前話「宇宙がすき」でもいくつかあった男の子の設定のうちのひとつなのでそれがいい。シリウスの星の王子、昔好きになった地球の女の子に逢うために、七夕の夜にやってくるというのはちょっとロマンチックではないか。そんなことをやっていたらまた妄想が膨らんできた。いいぞこの調子。


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