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「魔法使いの卒業」製作裏話 #3

アレンジ

さてさてアレンジです。初めはピアノでいこうと思っていたので、あんまりいじっていませんでした。しかしお話の全面改定。話を全部歌詞に載せたら何分の曲になるのでしょう。それに静かなままだとテリアを元気付けられない。

う〜んそれで悩んでいたので山歩きました。そうして思いついたのが、どちらも入れてしまえ、ということ。普通の曲だと全然違うアレンジが一曲の中に入っているとおかしいですよね。いいのいいの自分の曲なのだから好きなようにやるのが一番です。(^^;)

それで一番はピアノアレンジを中心にやってみることにしました。しかし何だか違う。厳かな雰囲気なのでベロシティーを低めにしていたのですが、これが間違っていたみたいです。一度ベロシティーを高め、つまりピアノの鍵盤を強く叩く感じにしたら、これだって思いました。

卒業式では体育館のような広いところの後ろの席までピアノの音が届くように強く鍵盤を叩いていたんですね。そんなこと覚えていたんですね。あんまり強すぎるのもどうかなと思いちょっぴり弱くしました。それで卒業式の雰囲気が出たと思います。(^^)

2番も初め暗かったのですが、だんだんまわりの人や景色で明るくなるようにアレンジしたいなって思ったんです。でも思っても、ハイではアレンジはこうですねとはいかないので悩みます。

音作りもそうですね。シンセのプラグインはたくさんあります。あんまり使っていないのもあるのですが、やっぱりまず鳴らしてみてイメージを掴みます。プリセットとはありがたいもので、鳴らしていくだけでだんだんイメージがついてきます。それでちょっとだけいじる。エコー強すぎだなぁ。アタック弱めにしてみようか。などといじってみる。

はじめからの音作りは難しいけれど、プリセットからいじるのならできるようになってきた。始めた頃は全く何をやっているのかわからなかったけれど、少しはできるようになってきたのは成長なのか?もうちょっと早いといいのだけれど。でも明るい感じなのでちょっと高い音が多くなってしまった。

”AVARON DESIGNのU5”に似ているLogic内蔵DirectBox

それで、ベースの音をちょっとだけ工夫した。低音をブーストするのにエフェクター なるものを使ってみた。ベースのプラグインを入れてみるとどっかでみたことあるエフェクター の形。DIRECT BOXというらしい。”AVARON DESIGNのU5”に似ている。DIRECT BOXを使うとちょっと低音が強調されたので、いい感じになるぐらいに使ってみた。本来は違う用途かもしれないのだが、自分の気にいる音になったのでよしとしよう。低音ブースターではなくなぜダイレクトボックスなのかはいまだにわかっていない。少しずつ知らない機能も使ってみよう。まだまだ奥が深いDAW、Logicなのであった。


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