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「チョコのゆくえ」製作裏話 #1

バレンダインデー

2月の行事と言ったらやはりバレンタインデーでしょう。世の中にもチョコが溢れるのでなんだかわくわくする。去年の2月は「視線は平行線」を出し、3月には「ぎりぎりの義理チョコ」を出した。このふたりをなんとかしてあげたいなと思いながら8月の「夜空のひまわり」から何もしてあげていない。

う〜ん、このまま宙ぶらりんもかわいそうなのでなんとかしてあげようと思っていた。去年はこの視線の女の子、視線ちゃんは別の男の子を好き(視線は平行線)でバレンタインにチョコを渡すも受け取ってもらえなかった。(ぎりぎりの義理チョコ)そのときたまたま隣に座っていたチョコ好きのチョコくんに勢い余っ渡してしまった。このチョコくんに本命チョコあげたいなぁ。なんて思っていただけだった。

だけど視線ちゃんのことをだんだん好きになっているので(夜空のひまわり)、うまくいかないかなと考えていた。でもこのときは全く話は膨らんでいない。ただチョコくんが視線ちゃんからチョコをもらえるといいな、ぐらいしか考えていなかった。

あまい

先月はピコピコサウンドにしていたので、やっぱり元のドラムキットに戻したいなぁって考えていた。 お話はちょっと甘酸っぱい感じが出たらいいなぐらいにしか考えていなかった。毎年そうなのだけれど、仕事が忙しくなる時期と重なるというのもあるのだけれど、お正月というのもあってのんびりしてしまった。

しかし時は無情にも過ぎゆくもので、なんだかんだで押され気味。やっぱり月末にかけて時間がなくなる。それでもなんとかコードとメロディーは月半ばにはいくつか候補が上がっていた。しかしまだ決定はしていない。

月も半ばを過ぎて何にもできていないので頑張らないとと思った時、少し落ち着かない状態になる。少し心折れる状態になり、その後も忙しい状態になる。詳しくは書かないが、1週間忙しかったり心穏やかではなくなった。それでも、いろいろやっているうちに普段通りやった方がいいのだろうと思い直し、一度は諦めた2月の新曲をもう一度やることにした。

お話はできていない、コードとメロディーの候補だけ、そんな状態であと1週間とちょっと。できるのか?まあできないとしてもできる限りはやろうと考える。完成の80%ぐらいで時間切れになるのではと勝手に予想する。(^^;)

お話

まずはお話を決めよう。夏の花火のとき、もうチョコくんは視線ちゃんのこと好きになっているから、あとは視線ちゃんがチョコくんを好きになるかだよなぁ。なんとなく察しているけれどどうも距離が詰められていない感じ。まあクラスメイトなので周りは仲良しと気づいているけれど、まだ付き合っていない感じかなと想像する。

でもこっからどんな話にしようかな。バレンタインデー、世界的には男女どちらから好意を伝えてもいいのだけれど、日本ではどうも女の子から告白してもいい日という認識が普通だ。今はそうでもないけれど、むかし告白は男子からというのが普通だった気がする。いまだにプロポーズも男子からというのもその名残だろうか。(^^;)

女子から気持ちを打ち明けるにはバレンタインデーを使わない手はないのだ。ということで今回視線ちゃんの方から告白してもらおう。視線ちゃん、去年はチョコを受け取ってもらえなかったので、そこにいたチョコくんに無理やりチョコ押し付けて逃げちゃったんですよね。その時チョコくんはまだ視線ちゃんのことは好きにはなっていないのだけれど、今回はどちらもお互いのことを好き。

チョコをあげれば両思いになる感じにはなっている。それで終わりだとなんだかつまんないなぁ、と創造神がひねくれる。何かひとひねりはないかと考える。何も浮かばないなぁ。鉛筆鼻の下モード。(^^;)


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