大学選びに悩む高校生の君へ
こんばんは、ここで需要があるのかわからないのですが、大学の学部などに悩む高校生に対して私なりのお節介をさせていただきます。
この時期は高校生1~2年生だと文系理系で悩んだり、そろそろ友達が目標大学を決めていることだと思います。(高校3年生は目標の学部とか国立はほぼ定まってる頃かな?)
進路というのは、ある意味自分の生涯に大きく関わるものです。
私の友達も真剣に悩んで決めた人もいれば、サイコロで文系に行くことを決め旧帝大に行った猛者もいます(どういうモチベーション!?)
残念ながら進路選びに正解はありません。
というよりも選んだ進路を正解にしていくに近い気がします。
なので、おすすめの進路とかそういうのはないです。
そのため、私が親や先生に言われて
「あ、これは違ったな、これはそうだったな」ってことをまとめていきたいと思います。
1.〇〇の科目が得意だから、〇〇に行きなよ
→そうは思わない。
これは、誰の目から見ても明らかだし、進路指導する先生や親も納得しやすくて、話を聞いている自分すらも納得できます。でも、大学受験って基本複数科目での受験になるし、大学は一般教養+専門分野で苦手なことも単位取らないと卒業できないんですわ。
複数の学部の中で悩んだ時の選択肢としてはありだけど、この教科が得意だからこの学部行くはちょっと安直すぎです。
最近の高校生は忙しいのと、学部自体が複数の分野を跨いでいるせいで、学部間の違いがわかりにくい分野もあると思います。こういう時は大学のホームページに行って自分が学問をやっている姿をイメージしてみてください。
2.そんな学部に行っても仕事ないぞ
→そうは思わない
高校生の時に、将来の夢で大学を選ぶ人もいるけど、案外そういう仕事は枠が狭かったり、大学院といって大学を卒業後に数年~5年以上大学に残り学生として修業しないとつけない仕事も多いです。
ただ、その分野全体でみると仕事が多かったり、近い分野で雇ってもらえることもあるので、仕事がないは言い過ぎ。
3.資格は最強、医学部とか教員とかの資格取れるところいけ
→本当
やっぱり資格は強い。
資格をもっているだけで優遇してもらえたり、資格がなくて他の人より冷遇される場面もありました。
でも、そういう資格って取るの大変で、親に無理やり言われてモチベーションない状態で取るのはきついと思います。
あと、資格は取って終わりじゃなくて、資格を取ってからそこにいる人たちと仕事をしていくので、努力を怠るとすぐに遅れてしまうシビアな面もあります。資格を取ることをゴールにして燃え尽きてしまうタイプの人からすると、資格を取ったのに楽をできないと不満はあるでしょう。
4.私立は大学じゃない、国立しか認めない。
→凄い極端に考えたら本当かもしれない。
これ言う人は、旧帝大とか海外の大学とか、いわゆるすげー高学歴な人か、国立コンプレックスもってるしょーもない人かの二極化してるイメージ。
前者を親に持ってしまった人は大変だけど、その人も苦労してるから、子供に押し付けてしまってるところがあると思います。
まぁ、私立は学費出さないとか脅してこられたら、アルバイトと奨学金借りて最悪一人暮らしで家から出ていく選択肢もできるから、仮に国立受かる学力なくても絶望して生きるのをあきらめようとしなくていい。
逆に国立受かると、あまり口出ししてこなくなるので、実力あるならてっぺん目指して気合入れるのもあり。いわゆる上位と言われる大学は学生の質も高く、自然と学問の質も高くなるので、楽しいことは間違いない。
まぁこんなところですね。
後は私が高校時代に見てきた人でここまでやるかと個人的に賛否両論な人
受験に使わない科目の授業は最低限しか出席しないで、基本は予備校に行ってた人。
→この人は東大に受かったけど、かなりリスキーだからあまり真似はしない方がいい気がする。
授業中に違う科目の内職する。
→結構多くいたけどやめた方がいいと思う。なぜなら中途半端に勉強して疲れるから。、中途半端なことするくらいなら授業中にどうでもいい課題をやるか、寝るか、体調不良のふりして家に帰って自分の科目の勉強するくらいの覚悟でやった方がいい。
徹夜勉強勢
→一定数猛者がいて、成果を出す人もいるから魅力的に見えるけど、基本推奨しない。睡眠のタイプとかでそういう勉強方法が最も効率がいいタイプで凄い成果を出すタイプはいるが、そういうタイプでない人は愚策になるので友達のマネとかでやるのはやめよう。
理想の参考書を探し回る勢
→時期によるけど、高校3年生でそれやってたら遅い。
遅くても高校2年生冬までには、大学受験終了までに極める参考書はもっておいた方がいい。予備校とかはその辺悩まないで使いやすい教科書くれる場合があるので、予備校に頼るのもあり。
カフェで勉強
→個人的に無理。
こっちの方が集中できるという人もいるので、そういう人はいいのかも。
皆で勉強
→あまりオススメしない。大体勉強できない雰囲気になる。
ただし、レベルが高い集団だと、妥協やさぼりができず、かなり質が高くなるが、先生のような強制力がある存在がいないので、環境づくりが難しい。
そもそも、複数人じゃないと勉強できないのは、受験後半戦を見越すとよろしくないので一人で勉強できるようにした方がいい。
カフェイン錠やエナジードリンク飲んで勉強
→ある一定のところまでやると効率が高まるような気もする。ある意味、質が低くても正しく勉強していれば、勉強時間は嘘をつくことはない。
これくらい、ストイックな時はあってもいいと思う。
ただし、連日しているようなら、生活習慣の改善をした方がいいかもしれない。
これくらいですかね。
模試の順位も大切だけど、前回よりも何ができるようになったか、前の自分よりも成長した部分を見ていくと勉強のモチベーション保てると思います。受験は他人との勝負ではあるけど、受験当日以外は自分との勝負位の認識の方が気持ちとしては楽。
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