【第4回】治療の流れ~カウンセリング編②~

こんにちは、タロニャンです。
前回はカウンセリング編①と題してカウンセリング時のポイントを挙げましたが、本投稿ではその続きについてお伝えしてまいります。

③ 細胞採取の方法と箇所

実際に治療を行う際には、自身の細胞組織を採取します。
脂肪採取や脂肪吸引など、クリニックによって採取方法は異なり、少なからず体に傷を入れるプロセスを経ることになります。
通常の手術に比べれば傷は最小限で目立たない処置にはなるかと思いますが、その傷は少ないに越したことはありません。特に女性の場合、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

④ 治療効果の説明やリハビリの提案有無

再生医療という言葉から、治療を受ければ効果覿面な施術であると想像される方もいるかもしれません。残念ながらその想像は間違いであり、効果を感じる人もいれば感じにくい人もいるのが現実です。
カウンセリングで調子の良いことを言って契約を迫るようなクリニックも存在します。どの世界でも「絶対」や「確実」といった言葉には騙されないようにしましょう。

また、臨床課程において、関節等の治療時にリハビリを組み合わせると治療効果が向上するといったデータもあるため、関節関連の治療を希望される方はリハビリ施設を併設したクリニックでの受診を検討された方が良いかと思います。

まとめ

以上の点がカウンセリング時におけるヒアリングポイントとなります。
もちろん、ご自身で再生医療についての知識を身につけることでより理解が深まり、納得のいく治療を受けられる可能性が高まりますので、杜撰なクリニックに騙されないよう、自衛のためにもぜひ調べてみることをおすすめします。

皆様が良いクリニックと出会える一助となれば幸いです。
次回以降は実際の治療に入る過程(脂肪採取時)で、どのようなことが行われているかをお話ししていく予定です。

                治療の流れ~細胞採取編へ続く

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