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認知症の親を書くということ

私はずっと書いてきました。
20代から40歳までは劇団で上演するための戯曲を。
金銭的な理由で劇団を解散後は、他劇団のために戯曲を2本。
それから、とある女優のための1人芝居を執筆し、それが唯一、書いてお金をもらった作品となりました。10万円でした。
46歳で晩婚をしたあとは、短歌結社に入り、4年程前から小説投稿サイトで小説や童話を書いています。

現在、私は50代半ばになりました。
小説や童話を仕上げては応募してみますが、賞はとれません。
きっと何かが足りないのだろう…
受賞はやはり若い方だし、作品もみずみずしいものばかり。

私は本当は気づいているのです。
老いてしまったのだ、私は……
長い独身時代を送り、子供を持たない私はどうも自分の年齢をきちんと把握できていないのかもしれない。
(顔に皺が増え、シミも増え、体の衰えは感じています)

それでも懲りずに、私は次に書く小説や童話のことを頭の中でぐるぐるぐる……と考える日々を送っています。

物語を創作することが、私が生きる喜びですが、
それとは別に、日記といいますか、記録しておきたいことがあります。

それは、認知症になった両親とのことです。
創作ではなく、正直に書き残しておきたい。
日に日にその思いが強くなりました。
さて、それにはどこがよいのか……
小説を執筆している小説サイトとは違うところがいいのではないか……

いろいろ探してみて、こちらがいいのではないかと思いました。
そういうわけで、今日登録をし、こうして書いています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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