私の自立への道

私、お母さんに好かれるために

全身全霊で生きてきた事に気がついた


お姉ちゃんに負けないように

たくさん習い事もしたし

男の子に負けないようにスポーツも頑張って

お母さんに褒められたことは何だって嬉しくて舞い上がって一生懸命に取り組んだ。

先生に褒められればお母さんにも褒めて貰えるので優等生を目指した。


もっともっと認めて貰いたくて、背伸びをして始めた体操クラブでは、やっぱり自分には敷居の高い場所だった。

それが初めての挫折だったかな。

中学校に入るタイミングでお母さんの辞めなさいの言葉で辞めた。


それからの中学校生活はイマイチだった気がする。


高校に入って、気分も新たに

お母さんに気に入られる事は無理矢理諦めて、自分の世界を作っていくことにした。

それから専門学校→社会人になって、知らない世界を知っていって、自分は凄いんだ!お母さんは何も知らない。お母さんは何もわかってない。

お母さんと対立するようになって、私の言うきとを理解してくれないお母さんを嫌うようになった。


そして叶わなかったお母さんを独占する事を、パートナーにみた。

私を1番に特別扱いしてくれる人が嬉しくて、そこに依存した。


子供が生まれ私を1番に必要としてくれる事に、また依存した。


怒っても突き放しても、それでも愛してくれる存在に依存した。

子供に問題があると感じるのも私がいないとこの子はダメなんだと自分の存在意義を確かめてる。


自立ってなんだろう




今気がついたのは

根底にあるのはお母さんが大好き

大好きなのでもっともっと褒めてもらいたくて頑張って、

自分の好きよりも、お母さんに褒められる事が大事になっていって、

自分の好きを押し込めていったんだな。


自立って本当の自分としっかり繋がってる事だ。

誰が私を好きでも嫌いでも、

私が私を愛することが出来て、本当の声が自分で聞こえていること。

それが自分自身に責任を持って自分でこの地球に立っているということだ。


お母さんに気に入られる事を無理矢理諦めるのでは無く、

お母さんの態度は関係なく、お母さんは私を心から愛しているという事実を認めて、

自分の心の声がどんな小さな声だとしても、これ以上無視しないでちゃんと拾って聞いていこう。


子供にしてあげたい事

それは本当は自分の為にしたい事

受け取ってくれないのなら、子供の意思を尊重すべき。

私の都合で子供の自立を妨げてはいけない。


母親が自立していないと、子供も自立しない。

「甘やかす」と「尊重」するって

勘違いしやすいなとも思う。

私、結構間違えてきた。


尊重するつもりがただ甘やかしていた。

それは私がいつまでも私を必要として欲しいという依存があったから。

私が自立して初めて尊重が出来る。



これからはいっぱい尊重して、お互い自立へと向かっていこう!


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