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【10冊目】1日ひとつだけ、強くなる。

【タイトル】


1日ひとつだけ、強くなる。

【著者】

梅原 大吾

【読む目的】

プロゲーマーの活動とメンタリティを知りたい
日々のゲームに活かしたい

【印象に残った部分(引用)】

◆そのゲームをどう捉えるか、どうすれば勝てるゲームなのかという視点がまずあって、そのためにどう動けばいいかを考える。これが勝負に臨むときの、僕の基本的な考え方だ。
◆押さえるべきところさえ間違っていなければ、場面において失敗したって構わないのだ。視点がしっかりとしていれば、ある場面で成果がなかったり、一見すると失敗であっても、それはそれで構わないということはままある。
◆「別に命までは取られない。命を取られない以上は、結局、何事も遊びみたいなもの」という割り切りが気持ちのどこかにある。
◆僕が大切にしているのは、同じ負けにしても感情的にならずに、自分の戦い方のまま負けるということ。感情に吞まれず、自分のやるべきことをしっかりやることが最優先だ。勝ち負けはその結果でしかない。

【感想】

プロゲーマーの梅原さんが、今までの数々の激戦を振り返りながら、何を考えどのように結果を残してきたかを伝えている本です。
今までの本はゲームに詳しくない人に配慮していたものの、今回は詳細にゲームに関する記述したということです。
格闘ゲームをやった事のある私としては、梅原さんのメンタリティに非常に共感しましたし、日常生活にも取り入れたいものが多々ありました。

例えば、勝利に関する考え方。
場面全てで勝利しなくて良い、大勝ちじゃなく僅差の勝ちでいい、勝ちにこだわりすぎてじぶんの型を崩さないことが大切など、金言だと思います。
私がゲームをやっている時はまさに逆のことをやっていました…。
よくやるスプラトゥーンというゲームで言うなら、試合終盤に焦って1人で特攻して無駄死にするとかよくやってるんで反省したいところ。

また、嫌なことがあった時の心の落ち着け方も印象的でした。
自然現象だと思うようにする、嫌な相手とのコミュニケーションはゲームを攻略する感覚、別に命までは取られないと割り切る…すぐにここまで割り切れる自信はないですが、真似してみたいと思います。

単純に読み物としても面白かったですね。
あの有名な大逆転試合の裏で、梅原さんは何を考えていたのかが分かります。

梅原さんの考え方や行動は、ゲーマー目線はもちろん、サラリーマンとしても参考に出来そうです。

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