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【4冊目】コンサル一年目が学ぶこと

【タイトル】

コンサル一年目が学ぶこと

【著者】

大石哲之

【読む目的】

仕事をする上での基本的な思考法を身につけたい
事務作業を効率化したい
ビジネスコミュニケーションスキルを身につけたい

【印象に残った部分(引用)】

・Point = 結論 Reason = 理由づけ Example = 具体例 Point = 結論の繰り返しで締める
・ビジネスというのは、突き詰めると、相手の期待を、常に超え続けていくことにほかならない。顧客や消費者の期待を超え続けていくこと。上司の期待を超え続けていくこと
・ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えること。考えるとは、自分の意見をもつこと
・仕事を始める時点で、最終アウトプットの骨組みをつくってしまい、そのアウトプットから逆算して作業する。
・素早く、汚く。完璧でなくてもいいから、早く出す。

【感想】

非常によくまとまったビジネス本でした。コンサルと名がついているものの、全ての社会人に通じそうです。
新入社員はもちろん、成長したい若手中堅社員にも非常におすすめしたい本です。

第一章で、話す技術として、様々な心得が書かれていましたが、全ては「PREP法」に通じるかなと。
回りくどい話し方は避けて、シンプルに結論からのコミュニケーションを心がける、最低限これを意識するだけでも良さそうです。

思考法については、とにかく考えることが重要だと。情報をありのまま受け取ってしまう私には刺さる内容でした。世の中のニュースや、社内の出来事について、「なぜ?」と感じ、自分なりの仮説や意見をもっておこうと思いました。
また、自分の考えが「雲雨傘の論理」に則っているか、つまり事実と解釈とアクションを分けることが重要との事で、これから意識していきたいです。
知らない言葉でしたが、検索しても出てくる一般的な言葉なんですね(名前が好き)。

デスクワークのテクニックについても触れられていました。特にパワーポイントの作り方が参考になりましたね。1スライド1メッセージというのはよく聞く言葉ですが、図を使って具体的にどう作成すれば良いか書かれていたのでチャレンジしやすいです。
コンサル会社の提案資料のクオリティはこうやって出来ていたのかと、納得する思いでした。

最後に、プロとしての心得、精神面の話がありました。お客様の期待に応えるのが大事、時間は金など、正論ですね。部下としての心構えも参考になりました。まあ、この辺は相対的に優先度は低く感じましたね。プラスアルファとしてゆくゆくは身につけていきたいなというところ(意識低い系なので…)。

明日から、「結論から話す」、「自分の考えを持つ」、まずはこれを実践していこうと思います。


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