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「もしかしたら、私、セフレにされてる?」そんなことに悩む時代は終わりにしよう。“はふぽのコラム”

こんにちは。ハフポスト日本版の榊原すずみです。
今週もやってまいりました、“はふぽのコラム”。

今回はちょっと頭を抱えています。
だって、自分で選んだものの、選んだ3本にあまりに共通性がなくて冒頭に書く文章が、どうにもこうにも思い浮かばないんだもの!

ただ言えることは、人間というのは(話を大きくしすぎかもしれないけれど)、それぞれ歩んできた道筋があって、そこで誰かと出会い、価値観が作られ、変わって、別れて、出会って、また変わって、ちょっと後ろに下がってみたり……。
そんな風に生きているんだなと、つくづく思います。

そんな今週の3本です。

おすすめ①
「彼女」か「セフレ」以外の選択肢。女性が性を主体的に楽しむ社会へ

もしかしたら、私、セフレにされているのかもしれない……」。
これまで何度、女ともだちから相談されたことか。
そのたびに私は、
「そんなことを心配しなきゃいけないような関係なら、とっとと別れてしまえ!」
と相談をもちかけてきた友だちの気持ちをろくに考えず、一人怒り散らかしていました。

なぜ、私はこの手の相談を持ちかけられるたびに怒っていたのか、いままで上手く言語化できずにいたのですが、高島菜芭さんの原稿を読んで、ストンと納得しました。

・女性は清純で、受け身であるべき
・男性が選ぶ側、女性は選ばれる側
・彼女/セフレという関係性を決めるのも男性側

この構造が、なんだか納得いかなかったのだ。

「清純か、ビッチか」という二者択一ではなくて、女性のセックスライフは多様だという、一人の女性からの提言。

おすすめ②
「生活費、少なっ!」と驚かれるバンライフ。人生で2度絶望した私の金銭感覚とは?

生活は私らしく自由に、だけどお金の使い方はシビアに」。
この言葉を読んだとき、これが私の理想だ! そう思いました。

細かい作業が大の苦手の私は、家計簿をつけはじめたことはあっても、続いたことはないし、ざっくりどんぶり勘定。
そんな私でも、1ヶ月15〜18万で貯金もし、ちょっとした贅沢までできてしまうと聞いたら、「生活費、少なっ!」と驚いてしまう。

これは先ほど、私が理想だ!と思った「生活は私らしく自由に、だけどお金の使い方はシビアに」を信条に暮らしているバンライファー・菅原恵利さん夫婦の生活費だ。

ただ、恵利さんがこの信条にたどり着いたのには大きな、とても大きな挫折があった。

誰かにとって理想に見えるモノとは、たいていその背景にほろ苦さがつまっているものなのかもしれない。

おすすめ③
テレビで目にした発達障害の番組。そこには“僕のこと”が映し出されていた

「結構やれている」と思っていた人生に、突然、“それ”はやってきた。
病院に行って、“それ”の正体がわかった、はずだった。
ところが……。

フリーライターの遠藤光太さんは、発達障害の自分と向き合い、さまざまな工夫をしている。自分の“生きづらさ”を前向きな、何かに変えるために

かつて死のうとするほど苦しんだ遠藤さんは、きっと今日もライターとして愚直に書いていることでしょう。
彼は語る
もしも書くことが仕事でなくなったとしても書き続けて、生き延びていきたい」。

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