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ポジティブについて

以前、「大学時代に出会った親友がとてつもないポジティヴ野郎だった」という話を書いたが、ネガティヴだった私が取り組んできたことについて書く。


ことばについて

突然だが、私はものすごく理屈っぽくて正論しか言わずに正論を振り回す堅苦しいやつである。ただそんな私だが、矛盾しているかもしれないが、信じている事がある。

ことばには理屈では説明ができないものすごい力がある

ことばは人間の口から発せられる空気の振動でしかない。だがしかし、それらは自分の口から発せられて、自分の鼓膜も振動させ、自分の頭で考えたことをアウトプットしたはずなのに再認識する事で、発した本人にも影響を与える。

言霊という言葉がある。言葉に宿ると信じられた霊的な力、のことだそうだ。むかしから同じことを考える人は多いんだろう。ただ他人の言うことは自分自身で実感できるまでなかなか信じない。本当にひねくれている。

そんな堅苦しくてひねくれている私が取り組んできたこと。

どネガテイヴな私が取り組んできたこと

それは、自分が発することばを意識的に変えること

ものごとにはいくつかの側面がある。見る人体感する人が変われば、同じ出来事でも見方や感じ方は代わりそのパターンは無限にある。ある1つの出来事は自分というフィルターを通して認識しているということである。

例えば、今日は雨が降っている。今日運動会だった人に対しては、最悪な出来事だと思う。水不足にあえぐ人に対しては、待ち望んだ出来事だろう。

そんな感じで出来事は捉え方で大きく変わる。自分の中でも同じで、直感的にネガティヴな出来事だと感じたとしても、それをことばにはしない。ポジティヴ要素を探してそれをことばにする。ただそれだけ。もちろん全部は無理だけど。

例えば、今日旅行だったけど雨だとする。そんなときは晴れた景色はガイドブックなどでいくらでも見られるが、雨の時はその景色は違った表情を見せてくれる。「雨の中のこの表情を見られるのはなかなかない経験だから有難いな」とか口に出す。考えるだけでは十分ではなくて、口に出す事が大事

バカだと思うことも言ってみる。無理やり言ってみることもある。でもそれでもその後の考え方と感じ方は明らかにポジティヴになってくる。すぐには実感できないが継続する事が大事で、今では友達からポジティヴだなといわれる。他人から言われることは正直どうでもいいが、自分の中で大きく変わっていく。自分の内側から変わっていくことに後で気付く。


最後に

いま、秋晴れのもと植物溢れるカフェで作業している。

いま、日本では台風にさらされている頃だと思う。

被災されている方のことは、私では想像ができずの私の口から軽々しく、こうだったからよかったとかいうのは憚れるが、もし私が日本にいて外出できず3連休を自宅で過ごすしかなくなったとしたらこう言ってると思う。

「こんなに家族と過ごす時間がまとまってあるなんて貴重だな。」

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