海外に来て9ヶ月たった
気付いたらもう日本を離れて9ヶ月たっていた、そして2020年を迎えた。海外で年越しを迎えるのは初めてだった。
変な感覚、年越しを2度体験する、贅沢なような。正直面倒くさいような。
久しぶりにnoteを開いてみて、記事を読んだ。
いい記事だなー素晴らしい文章だなーと思いながら読んだ。ものすごく共感できる。そして自分の行動における手段と目的がごっちゃになってしまってるんじゃないかと思った。
しかもはたと気付いた、たしか私も今年で20代を終えるなーと。半年前には盛大に20代最後を楽しみます!とか言ってたが、嘘のようにすっかりと忘れていた。
そこで振り返ってみようと、海外に住み始めた理由と現在どうなってるかを思い起こしてみたいと思う。
海外に住み始めた理由
海外に住み始めた目的は日本を離れること。
いたってシンプルだが、それを実行にうつした私の行動力は自分でも褒めたい。そして理由もなくて「もう嫌!飛び出したい!」とかいう気持ちで飛び出した訳ではなくて(ほんのちょびっとだけそうかもしれない)、日本を離れることで得られると予想したことは
・ちっさい自分の価値観の拡大
・いろいろ慣れてしまった幸せを感じる閾値を下げる
・文字通り外から日本を客観的に評価する
これぐらいかと思う。
9ヶ月たってみて、現在。
これら理由というか目的を思い返してみると、海外に住み始めて、いま9ヶ月が経とうとしてるけどなんか大体達成したような気がする。
まだまだだとは思うけど上を見たらキリがないし満足しないこと、それこそが自分を苦しめる原因だったりするから。
幸せについて
他人と比べることが、承認欲求を満たすことを目的としていることが方向性としてよくないことはわかっていた。どうしたらいいんだろうなーとか思ってたけど、結局はあるものを大事にできるようになったんだなー、人もモノも簡単に手に入らなくなったからこそそれを実感として持つことができるようになったのかな。自分がどれだけ幸せなのかわかった、今も幸せだし。
価値観について
日本人がいかに自分の力で生きていないか、資本主義の奴隷になってるか。他国のことを知らないか、むしろ日本が優れていてアジアやアフリカ人や文明を下に見ているか。日本がどれだけ拝金主義となっていて、お金に執着し、会社に執着しているかわかった。
日本を出てみると、他国の人たちがどれだけ自分で稼ぐ力を持っているか、どれだけ自分にわがままであるか、どれだけ幸せに生活を充実させる術を知っているかを実感する。
日本にいた頃から変わったやつだと言われてきたけど俺は普通だった。でも日本に帰ったらもっと変わったやつになってしまうんだろうなと思う。
いまはわからないけど、日本からの知人に会うといろいろ変わったねと言われる、多分いい意味で。あまり自覚はなかったりするけど、価値観はバカ広くなった。いやでも日本を客観的に見れるようになる。
最後に
振り返ってみると今までだけで俺の今回の海外に住むという行動には意味を見出せたしやり切った感ある。
まださらに外国で暮らすことができるわけだが、もっと現地の言葉で現地の人と接していきたい。
旅行では感じられない濃い付き合いをしたい。
そのためには現地語は必須だ、その国の人となりを表している。
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