電気を使わないゲームだって楽しいんだからっ!
ゴールデンウィークが終わっちゃいましたね今年も。家族や友達と遊んでやっぱりみんなで遊ぶのは楽しいなーとか、ちょっと手持無沙汰になるときがあるよねーとか色々だと思うけど、ボードゲームで遊ぶともっと楽しいかもねってはなし。おすすめ紹介だけでなくちょっと広めの方向性で。
そもそもボードゲームって?
テレビゲームと違って電気を使わないゲームとかアナログゲームって言われるもので誰もが知ってそうなものとしてオセロや将棋、チェス辺りが有名なもの。他にやったことがありそうなものとしては人生ゲームもあるかもしれない。
ただ、それだけでなく実は想像以上にたくさんのゲームがあって、毎年どんどん増えて行ってる。
どんなものかってのはYoutubeで見ても良いし「放課後さいころ倶楽部」ってマンガやアニメもあるので見てみると雰囲気もわかって良い感じ。自分はAmazon prime videoで見たんだったかな。
今まで遊んだもので印象的なのをざっと紹介。
「ラブレター」
正直遊んだのか説明を読んだのか忘れたくらいだけど、16枚しかないカードでこんなに深みや面白さが出てくるのかびっくりした最初に知ったゲーム。サクッと遊べて、シンプルゆえにボードゲームの奥深さを味わえる。
最初に遊んだのはこれだったかな?ラブレターのシンプルルールに宝探しというフェーズ分けが追加されたもの。ラブレターに比べてまたゲームの見方が変わるので面白い。
「それはオレの魚だ!」
氷のタイルを敷き詰めてその上を移動して元居た場所のタイルをもらう。最初に適当に配置したマップや得点を多くとりたいユーザの動きによってゲームの動きが変わってくる。3人以上でもお手軽に楽しめる。
ボードゲームといえばドイツ?
ドイツだそうです、ハイ。すごろくなどが100%さいころの出目による運だとして、それ以外にどのカードを手元に残すか、分岐はどちらに進むか、進むか引くか、といった戦略がある、そういったゲームだと多くの人と楽しめる。運と戦略によって勝負が決まるってところがポイントで、どんなにベテランの人が頑張ってもビギナーズラックに勝てないことがあったりなかったり。
自分の場合、年末年始に実家に帰った時にみんなで遊びたいってところを目指してたので運と戦略で運の比率が少なくないもの、かつ、戦略とまでいかずとも多少の判断をするもの、そして大人が楽しめるもの、って今思えば結構見つける難易度が高そうな気がしなくもない感じのゲームを探してます。
「ビッグ・チーズ」
最初の1個を買うならこれかラブレターかってくらいでイチオシ。
10個のネズミが手持ちのコマでさいころは3面から20面の6個!毎ターンさいころの数が書かれたカードを10個のネズミを上限として競り合い、無事に競り落としたらネズミの数だけターン数を待ち、そのあとさいころを振って40マス先のゴールに向けて進めるようになる。競りに買ったらカードの上にいるネズミは戻ってくるまで競りには使えない。多く出さないと競りに勝てないけど、毎ターン1匹ずつネズミは戻って来るので早めにカードをゲットしておきたい。1つのゲームに含まれるさいころの種類やネズミのコマの可愛さ、あとは入れ物がチーズ型の缶なので適当にバッグに突っ込んでも大丈夫と至れり尽くせりで言うことなし。
「枯山水」
ちょっとお値段はるし、見た目は・・・って感じかもしれないけど、知る人ぞ知る有名ゲーム。驚くお値段なのでボードゲームカフェでまずは遊んでみるのが良いです。やるほどに、庭園に対する熱量があがっていくでしょう。
ボードゲームカフェ
JELLY JELLY CAFEなどボードゲームがたくさん置いてあって、好きなもので遊ぶことができる場所。結構人気あるので予約しないと入れないこともしばしば。だけど箱の見た目だけでゲームを遊んで思わぬ掘り出し物を見つけたり、枯山水みたいな高級なゲームを遊ぶのにも良いところ。場所によっては特定のゲームで遊ぼうイベントをやっていたり、わからなくてもお店の人がルールを教えてくれたり(最初の設定や説明をインストって言ったりする)します。あとは1人で行っても相席の声をかけてくれたりするところもあったような。
「イヌがきた」
肉、炭、火のマークの付いたさいころを振って焚き火から該当する色のスティックをとっていく。焚火から肉がなくなったら犬を手名付けるチャンスだけど、さいころの出方によって犬が襲ってきたりしちゃう。こちらのサイトで説明動画もわかりやすいイラストもあるので見てみると良き。おしゃれなデザインで楽しめます。
「ハゲタカのえじき」
初めての人がいたらまず遊びたくなるお手軽心理戦ゲーム。発売当時のドイツ年間ゲーム対象にもノミネートされたとか。たいていのボードゲームカフェに置いてあるので息抜きに遊んでも楽しめますね。
「マーダーミステリー」
今年のゲームマーケットでは「こちらマーダーミステリーですよー」って一時の人狼みたいな勢いだったのでちょっと気になって遊んでみました。
人狼はAmong usが有名だと思うけど、マーダーミステリーは演じるって部分が楽しい感じ。謎解きなので一回限りのお楽しみってところがさみしいけど、それでも楽しいなら遊びたくなっちゃう。
「はぁっていうゲーム」ってのがあって、その人がいう「はぁ」がどんなものかみんな注目するものなんだけど、見られる方は結構緊張しちゃう。だけどマーダーミステリーはみんなが演じるので自然に楽しめるというか、全身でゲームに浸れるって感じ。
ウズってアプリで遊んだけど良い感じでした。知らない人と遊ぶときは時間制限とかあるけど友達専用イベントの作成もできたので、対面で集まってる時でもちゃんと遊べました。
ゲームマーケット
市販のゲームって多くのものが海外から輸入されて翻訳されて販売されてたりするけど、プロのゲーム企業だけでなく一般の人も作っているゲームが手に入るところがある、それがゲームマーケット。
企業ブースと個人ブース(だっけ?)があって試遊台を用意して遊べる企業ブースに今年は1000円か数千円かのガチャとかあった気がする2022年春。
マーダーミステリーは一回遊んだら謎が解けちゃうのでもっと遊びたくても限度がある。だけど人気なのでゲームマーケットでも結構あちこちで売ってたように思います。その時はまだ知らなかったからちゃんと見れてないけど。
1日目はゲムマのサイトが落ちてたみたいであまり情報収集できなかったんだけど、ジャケ買いしたゲームが当たりでめっちゃ楽しめました。ルール説明はちょっと聞いただけで楽しそうオーラが感じられました。
ゲームマーケットで初めて発表だったと思うからまだ買えないのかもしれないけどBoothやどっかでそのうち販売するんじゃないかなと思います。めっちゃ楽しいレポートがたくさん上がってたので。
ゲームマーケットは東京で春と秋、大阪方面で冬にやっているそうです。入場料があるのと新作発表の場でもあって割引されたりしてもうお祭り。ルール説明のうまい人からメイドさんからいろんな人がいました。
ただし、買いすぎには注意です。
Steamのテレビゲームもゲームマーケットもそうだけど個人製作というか小規模のものが割と好きなので、調べまくったり歩きまくって疲れるのはいつものことです。(数時間歩き回ったあとなのに、この日はゲーセンでみんなでダンスしちゃってた)
ボードゲームで見えるもの
たくさんのゲームを扱って、見せられてきた人の言葉には重みが感じられます。
仕事に活きる、とは言わないけどコミュ力ってこういうところで培うのかもしれないですね。
もっとボードゲーム知りたい?
「枯山水」と並んで手が出しにくい高級感あるゲーム「ウイングスパン」はSwitch版もあるみたいですね。
こういう話を目にすると一度は遊びたいと思っちゃう。
どうもゲームにはメカニクスっていう大きな種類わけがあるみたい。いくつか遊んだ後でこういったあたりを見てみると自分好みのゲームが他にも見つかるかも。
こっちも。
あとはこういったボードゲームの批評理論ってのを公開してくれているひとがいるので、読み物に良いかも。
終わりに
Steamで自分が好きなゲームはアクションRPGだとか、ローグは苦手だからローグライトを探してみるとか自己分析しながら次のゲームを探したりしてますがボードゲームの方では種類ってメカニクスって呼ばれるとか、若干深みが見えてきてしまったように思います。他の人に比べてそんなにたくさん遊んだわけでもないはずだけど。ってことを下の本を買って読み始めて思ったのでボードゲーム楽しみ始めの気持ちがわかっているうちに書いてます。
そういえばゲームのお値段的な感覚はゲームマーケットで2000円から2500円くらいがベース。ゲムマでは大体500円オフくらいになってるから。
たぶん3000円くらいで人生ゲームが買えて、プラスいくらか出せば王道競りゲームのモダンアートが買えちゃう。
SteamではHadesが2500円ちょっと。2500円というとお手頃ゲームをたくさん作ってるオインクゲームズのゲームが市販で2500円くらい。(ゲムマだと2000円くらいだった?)
3000円以上は本格的な上級者が楽しめるルールがカッチリ考え抜かれたゲームが遊べるレベル。ってのがあくまでも個人的な感覚なのでそれより上のものはデザインや入っているコマの数や質と言ったところに影響しているものかなーと思います。
プラネピタはゲムマ1日目に行ったら売り切れてました。。。
ボードゲームは本当にたくさんあるけど、とりあえずみんなでボードゲームカフェに行くか、ビッグ・チーズをもって行って家族と遊んでみると良いと思います。
それでは日常へのスパイスとしてボードゲームを楽しみましょう。